傲慢ヒーロー万歳
★★★★★
Argeneau Vampireシリーズ第6弾です。
邪悪なVampire、Morganに襲われ、彼の仲間にされそうになったLeighを救ったのは
悪いVampireを排除する任務を負ったハンター、Lucian Argeneau。
不本意ながらLeighの面倒を見ることになったLucianですが、彼は
一族中一番気難しく、傲慢で、冷たいヒーロー?でした。(最初のうちは)
Leighが彼のライフメイトだとわかると、次第に優しくなっていきます。
色々すったもんだがあるのですが、これが大いに笑えます。
3000歳?にもなるLucianなのに、スピーカーホンになっている電話で
当然のように受話器を持って話していて、相手から「遠くてよく聞こえない」と言われると
「そっちはヨーロッパにいるからだ」と大意張りで言ってのけます。(携帯は使えます)
シリーズに登場するLucianの甥達も重要な役割を果たします。
特にほとんどどの巻にも登場するBastienはまさに頼れる男という感じです。
困った時はBstienに頼め!ですね。彼の話は「Tall,Dark & Hungry」でどうぞ。
気難しいヒーローといえば「Single White Vampire」のLucernもそうですが、
LucianもLucernも大真面目でいながら大ボケをやらかすので、とても可愛らしいです。
私としてはこの2人が大のお気に入りです。