第二次ＩＴ革命最中の二〇三〇年代。
これまでの社会、家族、友人、国家、世界の常識が変わり始めた新しい時代。
アナログタイプの主人公、鰐田の人生観を綴った短編小説。

主人公、鰐田へのインタビュー。
「今話題のＬＩＦＥですが、ご興味はありますか？」→鰐田「やりたくないです。　疲れそうだし」
「世界中のお友達と２４時間繋がりたくないのですか？」→鰐田「繋がりたくないです」
「ではご趣味は何でしょうか？」→鰐田「ガソリンタイプのバイクに乗り、料理の美味い店を見つける事です」

今後、彼の様なアナログタイプの人間は消えて行くのか？　そして彼の辿る運命とは？