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地下経済―この国を動かしている本当のカネの流れ (プレイブックス・インテリジェンス)

価格: ¥700
カテゴリ: 新書
ブランド: 青春出版社
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ち、ちょっと待ってくださーい。 ★★★★☆
いわゆる陰謀史観のニュータイプ。世の中、100%カネで、利権で、って単純なもんじゃないでしょうよ。
面白いけど、鵜呑みにしないほうがいいですよね。
漫画でいえば、本宮ひろしの作風が好きな人がターゲットですね。

この人が好きなひとは、自分はひょっとして説得されたい人、信じ込みたい人、子分肌の人なんじゃないかと、読みながら自分を省みた方がいいです。
わたくしも面白かったです、ので、読みながら眉がツバでベタベタになりました。(笑い)

裏を見れば自ずと表も見える ★★★★☆
不良債権処理、不祥事、癒着などいつまでたっても解決しない負の部分を作者の経験談を交えて分析している。その根底には見苦しい人間の本質があり、これをどうにかしないと、ポジティブな方向へ行かないとしている。なるほど、と関心。いくら高度な経済学を持ってきても、この本にはかなわないであろう。
目を退けてはいけない ★★★★☆
「キツネ目の男」「突破者」として知られる筆者が、この国を動かす地下の経済を扱った書。といっても地下経済なるものが存在しているわけでなく、表と裏が一体となって真の経済を形成しているのだ、と始まる。主に「企業社会」「政治利権」「官僚」について取り上げ、彼らを動かすのは「道徳心」「公共心」「公僕としての使命」ではなく、「カネ」や「ナマの経済」であると説く。

前半は「どうだ、オレはこんなことも知っているんだぞ」という鼻につく部分があるが、後半に進むに従って独自の見識でグイグイ読ませる。一気に読ませる迫力はさすが。

と同時に学生としては「これでいいのか日本!」という思いを新たにする。本から筆者の憂国の情が伝わってくる。特に学生に呼んで欲しい書だ。

誰もが金に目がくらんで「地下経済」に手を染めている! ★★★★☆
「地下経済」というタイトルではあるが、特殊な世界の話ではない。
我々の目の前で行われている”経済行為”には、裏側の経済が大分、表に顔を覗かせており、大企業の贈収賄や違法行為、政治家の口利きや官の利権争いなど、かつて地下に潜んでいた恥かしい行為が今や公然と行われている。
企業に勤めたり役所に勤務する普通の人が手を染めている。

著者の視点は、物事の裏側を見ようとすることによって、新聞やTVニュースで流されている事件の本質を考えるきっかけになる。
公共事業の20%が政治家に還流する。経済浮揚効果といいつつ、自分の懐を暖めるのが公共事業の本質。
中坊公平についての批判も的を得ていると思う。逆に権力に潰されたオウムの国選弁護人の安田弁護士への弁護。

誰もが金に目がくらんで、今の日本は醜く裏社会そのものが表で公然と行われるほど腐ってしまった。
ふやけた日本人にピリッとした刺激を与えるという意味で今後とも著者の作品に期待する。