「本を読む本」との違い
★★★★☆
どこかのブログに「1000冊分の10冊」として紹介されていた本の一つ。
著者によれば「なぜ本を読むべきなのか」という問いに答えようとするのがこの本の目的だそうです。
「本を読む本」が仕事として百科事典の編集者をする著者による技術的な読書のハウツー本であるのに対し、
この本はたくさん本を読んできた日本人が、経験的に培ってきた自分の読書論を公開したって感じがします。
つまり「本を読む本」が読書のハウツー本。
たいして「読書力」は、読書がどのような益につながるかを書いた本。
もちろん大量に本を読んできた人による読書論なので、いろいろとためになる。
自分的に一番ためになったのは、本文中に紹介されている本だ。
巻末に著者がおすすめする本が100冊紹介されている。読書の幅を広げるのに役立ちそうだ。
賛成!!
★★★☆☆
読書によって様々な経験を知り、自分の教養と知性を高めることができる。単に趣味とかそういうものではなく、受験勉強なんかよりもよっぽど大事なものだということ。自分の経験からもまさしくその通りだと自信を持って言える。
読書への第一歩
★★★☆☆
読者の重要性は何となくわかっていましたが、少し離れていたので、今一度問い直すべく手に取りました。
著者が指摘している様に日頃から読書に勤しんでいる人は、情報量、語彙力など話をしていると非常に惹かれる所があります。
自己形成としても読書は役目を果たしており、読み手の肉となり血となる事であると強く感じました。
当分の間は“文庫百冊・新書五十冊”を目標にしたいと思います。
巻末には、著者のおすすめブックリストとして文庫百冊が提示されており、何から読むべきか悩んでいる人にお勧め致します。
オナニー読書論。自己満足感が否めません。
★★☆☆☆
レビューでの平均点は高いですね。自分の読解力が無いってことかと考えてしまいます。しかし、自分としては星2つレベルです。
本書は「読書術」ではなくて「読書論」です。作者の読書に対する考え方、読書をしない若者の批判、読書の効用について書かれています。
端折ると、この本で著者はおおよそ、次のことを述べています。
「最近の大学生は読書習慣がない。嘆かわしいことだ。そんなので大学になんて上がってくるな。
俺が学生の頃は色んな本を読んで、今だってたくさんの本を読んでいる。本を読まない人間なんてカスだ。
読書をすればメリットいっぱい、しないとデメリットいっぱい。だから、本を読め。文庫本100冊&新書50冊だ。これを4年という期限に読めば、確実に「技」として身につく。だけど、本は身銭を切れ。そして内容が薄っぺらい本は読んだとはみなさない。俺が巻末に読むに相応しい本を載せてやる」
押しつけがましく、感情的な主張が多い気がしました。何かを学ぶというより、著者の考え方に賛同したり批判したりする本なのかなと思いました。
読書欲が倍増
★★★★★
【本の内容】
読書がいかに重要かを一貫して主張しています。
この主張を支えるために読書の利益を多く挙げています。
【感想】
今まで大人どもに
『本を読め』と押し付けがましく言われていましたが、読む気になれませんでした。
しかしこの本は違う。本を読むとなぜいいのかということが懇切丁寧に記されているので読書欲が非常に高まります。
読書のメリットは日常生活で生きてくる事だらけなので、充実した人生を送るためには欠かせないものだという事が分かりました。
【こんな人にオススメ】
・本を読むのは大事な事ってわかるんだけど、今いち読書する気になれない人。