あなたは社会の常識に対してどのような考えをもっていますか！？
● なぜ、一所懸命に働かなければならないのか？

● なぜ、社会貢献のことを考えなければならないのか？

● なぜ、自己犠牲までしなければならないのか？


■ この書籍を読むのに特におススメな人
⇒　就活中の学生
⇒　お人好しな真面目で、他人に感化されやすい人
⇒　社会貢献！？という言葉に疑問を感じている方

私たちは、自分の魂まで無条件で経営者サイドに譲り渡しているわけではない。
にもかかわらず、長い不景気を背景にパワーゲームで有利に立つ経営者は、
従業員にただ一所懸命に働くだけではなく、自己犠牲まで要求する。
そして、その献身が社会貢献に必要であると強弁するのである。

本来、私たちが一所懸命に働くのは自分の幸福のためである。
個人の幸福追求が全体として社会に還元される仕組みを作るのは経営者サイドの問題である。

この本は厚かましくもそんな要求をしてくる経営者を否定し、あくまでも自分のために、
そして、それが結果的に社会に役立てばいいな、という希望的観測の下に書かれた本である。

現在の自身の心境や、会社と照らし合わせ今後の参考になればと願う。


■ 目次

・ はじめに
・ 我社の理念は「社会貢献」です
・ 他人や社会のために、「自己犠牲」を厭わない？
・ 社会貢献＝自己犠牲！？　ちょっと待て！！　人間は工夫することで生きてきた
・ 世の中を良くする、自分が楽になるイノベーション、を本気で考える
・ 楽をして、いいことをしよう・・・それが人間らしさじゃない？

■著者　オーウラ　コーイチ
１９８１年大阪生まれ。２００５年関西の大学を卒業後、メガバンク子会社で丁稚奉公。
その後、金融機関、ブラック企業など転職を重ね、現在のフリーライターに至る。