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パンク・ロック/ハードコア史

価格: ¥1,995
カテゴリ: 単行本
ブランド: リットーミュージック
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【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:行川和彦/〔著〕 出版社名:リットーミュージック 発行年月:2007年03月 関連キーワード:パンク ロツク ハ-ドコアシ ぱんく ろつく は-どこあし、 リツト- ミユ-ジツク リツト-ミユ-ジツク 8960 りつと- みゆ-じつく りつと-みゆ-じつく 8960、 リツト- ミユ-ジツク リツト-ミユ-ジツク 8960 りつと- みゆ-じつく りつと-みゆ-じつく 8960 パンクやハードコアはサブカルチャーじゃない、カウンター・カルチャーだ。かつてないヴォリュームで綴る、パンク、ハードコア正史。 第1章 音の変遷(パンク・ロックの動脈を流れるものパンク・ロックからハードコアへOiパンク-ストリートが生んだ荒くれサウンド ほか)第2章 地域(ニューヨーク・シーンの変遷とラモーンズ70年代後半の日本のパンク・シーン日本のハードコア・パンク黎明期 ほか)第3章 思想と文化(パンクの仕掛け人、マルコム・マクラーレンネヴ
ありがたい ★★★★☆
ハードコア聞きはじめの自分的には満足!
行川さんの文章の書き方は正直嫌いではあるが...
ハードコア初心者はとりあえず買おう!
少なくとも自分みたいな若者には十分ためになる。 ★★★★☆
まず、情報が圧倒的に少ない、ファストコアやoi、クロスオーヴァーなんかにも目を配っているところは素直に評価したい。また、音のみならず、ストレート・エッジなどの文化、さらにはアナーコパンクからどのようにクラフトに流れていったのかまで、細かく、書かれているので、そこら辺は大変参考になった。
特にファストコアなんかは、安易にグラインドコアと一緒にされることが多い(またはファスト=グラインドの劣化版だと勘違いする輩が多い)ため、こういう風にジャンル別にどのシーンがどのように発展していったかを記してくれるのは非常にうれしい。
ジャンルの形成について、または、思想、文化、また国や地域別に起こったムーヴメントなんかを知るにはこれほど良質な物はないと思います。
ただ、UKなんかの情報量がUSに比べると少ないように感じました。個人的にはUKのほうをよく聴くのでもうちっとそこら辺の情報がほしかった。さらに言うなら、80年代の日本のバンドのことなども、もうちょい記入することがあったのではないかと思います。例えば、ROSEROSEなんかが日本バンド初のヨーロッパツアーをHERESYなんかと共に行ったことや初の日米の混合バンド、DEADCOPSやSICの存在など・・・。確かに、影響なんかはほとんどなかったですが、これらのことも結構重要なんじゃないかと思います。
この本はきっと伝説になる ★★★★★
この本を読んで支持するかしないか、肯定するか否定するかは個人の判断。
パンク、ハードコアが未だファッションまたはサブカルチャーでしかないこの国から、ここまで踏み込んだ本が出版されたと言う事が凄いと思った。
パンク、ハードコアが好きなら是非一度この本を手にとって欲しい。
そして肯定するとしても否定するとしても、行川和彦さんの様に何らかの形であなたも行動して欲しい。
それこそがこの本の役割でありパンク、ハードコア・アティチュードだと思う。
かなりの力作 ★★★★☆
とかくこの手の本はロンドンとニューヨーク、日本の
オールド・ハードコアだけを紹介しがちなんだけど、
本書は「音」「地域」「思想」の三章に分けて
それぞれ可能な限り網羅している。
もちろん完璧ってわけじゃないけど、
ここまできちんと押さえている本は珍しいと思う。

特に日本のハードコアシーンの説明で、
分量は少ないながらも地方への波及に
言及しているのは嬉しいね。
並べられたレコードジャケットの中に
思いもよらぬバンドの名前を見つけるのも楽しい。

とはいえ、筆者独自の解釈も多くて
なるべく客観的であろうとしているのはわかるけど、
「ん?」と首をかしげるところも少なくない。
このへんは現象を淡々と記録したものが読みたいか、
それとも筆者の考えを読みたいかという
読者の好みの問題。俺は好きだけどね。

なんにせよ力作だと思うから
パンク&ハードコアが好きな人や興味のある人は
ぜひ読んで貰いたいな。面白いよ。
やっぱりパンクが好きだ!と思った ★★★★★
オビにある「パンクやハードコアはサブカルチャーじゃない カウンター・カルチャーだ」というキャッチにまず痺れた! パンクによって、音楽観、どころか人生観の一部まで形成された人間(って実はたくさんいると思うけど)にとっては、歴史を振り返り(学び)ながら、数ある音楽の中から「なぜパンクに惹かれたか」を改めて思い起こさせてくれるような内容になっている。
単に時代順に追っていくのではなく、「音の変遷」「地域」「思想と文化」の3部に分け、時代が交錯しながら進んでいくのもわかりやすい。というかそうでもしないと把握しきれないのかもしれないけど。自分はあまり馴染みがなかったが、メタルとのクロスオーバーについて言及しているのも斬新。
個人的に面白かったのが第三章の「思想と文化」。気合いの入ったCRASSのヒストリーやら、「パンクはなぜヒッピーが嫌いなのか?」やら、果てはフェミニズムや政治/宗教との関わりまで(右翼バンドにまで言及しているのは、存在しているものに蓋をしない、逆に著者の誠実さだと思う)。
こんなに文字だらけ(レアなジャケもいっぱい載ってる)の本をパンクスが読むのか?という疑問は残るが(笑)、ひっくり返せば、そんな本の存在自体がパンクっぽいのかも。
この道一筋の著者による、渾身の一撃だ。