私たちを操ろうとする人々
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「もし私のことがすきなら・・・してくれてもいいんじゃないの?」「あなたのせいで・・・」「君は当然こうすべきだったのに・・・」
など、私たちの優しさや相手への愛情などを逆手にとって、このような言葉をなげかけては、私たちを「意のままに」あやつろうとする人々がいます。
そのような言葉を投げかけては私たちを上手に操ろうとする人たちを、著者はBlackmailerと位置づけて、「その関係にある当事者は犠牲者も加害者もBlackmailerだとは気づいていない、ましてや操られているともきづかない、まずはそれを見抜き、自らを解放しよう!」と書いています。
そして、そのような私たちの優しさや愛情、罪悪感や恐怖、責任感を利用されないために、そのようなBlackmailerの見抜き方やそれらの人々に具体的にどのような対処をしていけばいいのか、なども丁寧に教えてくれます。
「私たちはとてもいい関係だとおもうんだけど、時々・・・」と思うような人はひょっとしたら相手はBlackmailerかもしれません。
全米でもかなり話題になった本と聞いていただけに、呼んでいてとても説得力があり、「これは使える」と思えるところがたくさんありました。
健全で愛にあふれた関係を目指す人には必読の本です。