私がバカ?
★★☆☆☆
みなさん大絶賛されているし、ブログで何人かの方も勧めていたので購入しました。輪針編みに興味があったし 上からぐるぐる編めるというので・・・英語が読めなくても編み図が載っていればなんとなくわかるかなと思ったのですが、1ページ目を開いたときから、ショック・・・編み図などはなく全部文で解説しています。もう、細かい英文がずら〜っと辞書のように書いてあるだけ。全く理解できません。日本の本は大変親切なんだなとあらためて実感。ひとりもこの本がわからない・・という方がいないから わたしがバカなんでしょうか?おとなしく「毛糸だま」や「世界の編み物」を買って参考にすることにします。輪針編みのセーター、興味あったけどあきらめます。
教科書的存在!
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ボディートルソーの簡単な作り方や、とじはぎ無しのラグランスリーブ、セットインスリーブの編み方など、役に立つ内容が盛りだくさんで、オシャレな作品が多いです。
英文説明が簡単で、わかりやすいのも〇でした。
編み物の真髄=輪編み
★★★★★
ラグラン袖について、とても単純な計算での編み方が紹介されています。製図なんかしなくても、編みながら計算してセーターが編めちゃいます。これに比べ、日本の編物界のラグラン袖の製図は、細かいところまでよく考えられていて洗練されているわと感心すると同時に、素人は、こちらのカンタンな方法でも充分に楽しめるなあーと思いました。また、本書では、セーターを襟から下へと編み進む方法が紹介されていますので、袖も丈も着る人にピッタリの長さに編み上げることができる点も合理的です。
7〜8年前から輪編みをしていますが、一度、輪編みのセーターを編み始めたら、はまってしまいました。前身頃、後身頃、袖・・・と1枚ずつを編んで、スチームアイロンをかけて、とじはぎをして仕上げる洋裁型のセーターがすっかりめんどくさくなってしまいました。
というわけで、本書はとても気に入っています。輪編みというと、伝統的なセーターのデザインがほとんどですが、本書は、現代的で、日常的なデザインのセーターがばんばん輪編みで作られています。表紙のセーターなどは伝統的なほうで、本の中には、もっと現代的なものが満載です。
この本が、他本と違うところは、読者が自分の好きなようにセーターのデザインをアレンジしたり、一から自分で製図したりして、自分のセーターを創作することを推奨している点です。一つ一つの作品に、小さなコラムがついていて、襟の形の変え方、袖の変え方、などのヒントが載っています。作者のブログ(http://knitandtonic.typepad.com/)がありますが、作品のイメージがわかります。個人的には、清楚でシンプルな感じが多いと思います。
ネックダウン&シームレス好きはぜひ!
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ネックダウンの輪編み好きの人にとっては、素晴らしい! の一言につきる本。その理由は……
1)ラグラン、ヨークに加えてセットインスリーブもネックからの輪編みで編める。
2)上記セーターをどうやってデザインするかの指南書つき。
3)洋書にしてはゲージが小さめ(10cm=22目、24目というのもあり)
4)自分サイズのトルソー(ボディ)の作り方(しかもガムテープ&綿やぼろ切れでできる)が載っている
とじはぎが嫌いな人には強くおすすめします。ネックからの輪編みでセットインスリーブを編む方法がある分、「Fitted Knits」より広く汎用できるかもしれません。ただし、拾い目を多用するので、「とじはぎは気にならないけど拾い目が嫌い」という人には向いていないと思われます。