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セックスエリート―年収1億円、伝説の風俗嬢をさがして (幻冬舎アウトロー文庫)

価格: ¥480
カテゴリ: 文庫
ブランド: 幻冬舎
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【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:酒井あゆみ/〔著〕 出版社名:幻冬舎 シリーズ名:幻冬舎アウトロー文庫 O-11-4 発行年月:2006年12月 関連キーワード:セツクス エリ-ト ネンシユウ イチオクエン デンセツ ノ フウゾクジヨウ オ サガシテ ゲントウシヤ アウトロ- ブンコ 11-4 せつくす えり-と ねんしゆう いちおくえん でんせつ の ふうぞくじよう お さがして げんとうしや あうとろ- ぶんこ 11-4、 ゲントウシヤ ゲントウシヤ 2076 げんとうしや げんとうしや 2076、 ゲントウシヤ ゲントウシヤ 2076 げんとうしや げんとうしや 2076 営業開始から十分で予約が埋まってしまう「怪物のような風俗嬢」が誇る究極のテクニックとは何なのか?ソープランド、ファッションヘルス、SM倶楽部、AV女優など風俗のフルコースを体験した元落ちこぼれ風俗嬢が、吉原・ススキノ・横浜・雄琴で活躍するナンバーワン風俗嬢たちの素顔に迫る。
影絵。 ★★★★☆
風俗産業で働く女性に対して、蔑視あるいは特別視していないということはないでしょう。
働いている女性達も、他人に隠していたり、精神的なバランスを保つのに相当な努力をしています。
ここは、お金が何よりも優先しています。
お金のためにと割り切って始めるのですが、それだけでは済まないものが待っています。
その世界で、伝説的な成功を収めた女性達がいます。
決して表に姿を現すことはありませんが、月に500万円以上の収入を何年にも渡って稼ぐ女性達がいます。
著者は、風俗産業に働いていた人で、彼女がその伝説の女性を探し出し、彼女達の成功の秘訣、そして得たものと失ったものを見つけようとインタビューを試みます。
深堀りできた、とまでは言えない内容ですが、どの世界においても成功を収める極意には共通するものがあることは見えてきます。
常人には、それが綺麗ごとで自らを誤魔化しているように見えます。
短い時間に、接客している時間に何かしらの真実を見出せる人が、伝説のナンバーワン風俗嬢の素質を有しているようです。
影絵のようにその輪郭は映せたのではないかと思います。
風俗に求めるものって ★★★★★
この著者の一連の本は、「男がすなる風俗遊びとは何ぞや」と思ったときに女が比較的抵抗なく手に取れる、貴重な本だと思う。
本書に登場するナンバーワン風俗嬢たちが口にする「本気で恋愛」「心」「生きる活力」などの言葉。そうしたものを、少なくとも彼女たちは提供しようとしている。男は何を求めて風俗へ行くのだろう。私は女なので、男の気持ちを知ろうにも限界がある。
一方、女だから女を知ることができない場合もある。あとがきには「この取材ほど自分が女であることを悔やんだことはない」と述べられているが、男と女として接しないと計れない魅力も確かにある。特に風俗嬢の真価はわかり得ないのだろう。
しかし、ススキノのナンバーワンソープ嬢が、著者の目の前で著者の彼氏に「私に入ればよかったじゃないですか。取材にはそういうの必要なんじゃないですか?」とサラリと言うところは衝撃的だった。しかも、著者もそれを考えていたというのだ。このエピソードのみならず、この本のいろんな場面で、「セックスってなんなんだろう」と根源的なことを考えたくなる。
この本の横糸はナンバーワン風俗嬢たちの言葉、縦糸はそれに触発された著者の心の旅である。コンプレックス、嫉妬、惨めさ、自分の小ささ、そして開かれていく自分を、著者はさらけ出して綴る。そうすることが、彼女自身のセラピーになっているかのようだ。文章は少々粗いが、著者のひたむきさはそれを補って余りある。
著者と読者の間には溝があるが ★★★★☆
この本のテーマは、トップ成績を誇る風俗嬢の中からトップ中のトップを探し、インタビューをしようというものである。
そういった特別な成績を誇る風俗嬢は、いったいどんな特別なものを持っているのか?
そして、風俗嬢としては、やや中途半端だった(著者自身が述懐している)著者に足りなかった物は何なのか?
といった事もサブテーマとしてある。

著者自身の表現力不足や、編集者の実力不足であろう事から、本来は前置きとして語られていなければならないテーマが欠落している。
読むうちに次第にそのテーマが浮き彫りにされるのだが、何を求めてインタビューしているのかが最初は判らない。
インタビュー相手の風俗嬢の、接客業として見ればしごく真っ当な受け答えに対し、著者は内心嫉妬したり反発したりもしている。
単行本化の時点で、インタビュー当時の自分からは少し距離を置き、加筆するなどして整理すべきだったかもしれない。

はっきり言って、著者は普通の感覚の女性(人間)ではない。
年齢を偽り、十代から風俗業に身を投ずる女性は、魂に癒えない傷があると言う。
それは人それぞれだろうし、著者のそれがどんな物かは判らないが、同居のひも男との関係を続けるために空港ロビーでひも男に土下座する、という感覚は常人のものではない。

前半くらいは、著者の感情が前に出すぎていて少し読みづらかった。
けれど、インタビューを受けた風俗嬢も、男には見せないであろう顔や、元同業の気安さがうかがえる。
男がした風俗嬢のインタビュー物は、上から目線になるかもしれないし、客対風俗嬢の延長線上になるのが自然じゃないだろうか。
けれど、下から目線といった、男のインタビュアーでは出来ない切り口があるように思う。
こっちがイライラする ★☆☆☆☆
作者はライターではない。よね?
話の聞き方、引き出し方がとても下手だと思う。
都度、作者の「イライラした」というような感情が入り込んできて
本としては内容の薄い本だと思う。もっと今までの経歴を活かした聞き出し方、内容が
書けないものか?
で、都度、イラつく筆者に、こちらが読んでいてイライラしてしまう。
結局、納得する答えが欲しいんでしょ?それが出てこないからイライラするんでしょ?
という感じ。
ルポライターに徹するなら、自分の感情は抑えて欲しい。

題名にも問題があると思う。登場するのは、ナンバーワンと呼ばれる人物を対象に
しているにであるにせよ、「エリート」という感じではないし、
結局、伝説の風俗嬢は出てこない。
風俗だってりっぱな「接客」業 ★★★☆☆
「営業開始から10分で予約が埋まってしまう」。
そんな歓楽街の女王、ナンバーワンの風俗嬢にインタビューをしていくノンフィクション。

本の帯には「究極のテクニックとは?」と記されているが、ナンバーワンを勝ち取ってきた女性たちはみな、共通点がある。その共通点とは、「なんら特別なテクニックはもっていない」ということ、そして自分がナンバーワンであることに執着していないということだ。
他の風俗嬢と違うのは、彼女たちが1時間であるならば1時間いっぱい、2時間であるならば2時間いっぱい、男性客に対して誠心誠意尽くしていることだろう。体だけではなく心もイカそうとしているのだ。そして、彼女たちはテクニシャンとしてではなく、あくまで素人としてお客の前に立ち現れようとする。「素人」である彼女らにはなるほど、ナンバーワンへの執着心も生まれないのだ。

かつての「ナンバーワンになれなかった風俗嬢」である筆者酒井あゆみの、そんな彼女らを見つめる羨望と嫉妬がない交ぜになった文体は読み応えがある。指名欲しさに、汚いことにも手を染め、それでもなおそれになれなかった彼女はどうしても彼女らのその純粋さの裏に何かあるのではという勘繰りを入れずにはおれないのである。そこには、どんなに想像力を働かしても絶対的にお客という立場からしか考えることができない男のライターによる、俗物的な関心に彩られたインタビューとはまた違った趣がある。

そんな「ナンバーワンに執着しないナンバーワン」の女性たちに接してきて辟易していた彼女が最後にめぐり合ったのは、もう第一線を退き現在は後進の育成に携わっている葵(42)。風俗嬢が女として「持っててもいい」ものとして、「『目指すはナンバーワン!』というプライド」を挙げる彼女に接したことで、酒井はかつての自分をようやく許せるようになる。

そんな葵の言葉の中には、風俗産業に限らずあらゆる客商売にあてはまる名言もちりばめられている。

「真似しても、同じことをしても、自分の頭で考えなければ、自分の仕事にはならないんですよ。」(197p)

「クレームを言ってくれるお客さんは、素直な親切な人だよって教えてあげるんです。考え方によっては、クレームがないっていうのは、進歩もなければ修正もできへんでしょ」(200p)

これを読むとわかる。風俗だって立派な接客業なのだ。