Dayanの性格のせいか、シリーズの中では一番Sweetで美しい物語だったと思います。
DayanはやっぱりSweetだし(作中ではそう言われて不満そうだったけど)、ヒロインが他の男性の子を身ごもっているにもかかわらず、彼女に献身的に愛を捧げ、彼女の病気も治そうとする姿は感動的です。ヒロインのCorinneも、境遇のせいなのかとても“大人”で、Dayanの事も丸ごと受け入れ、自分がCarpathianになる事にも、他のLifemate達に比べて葛藤が少なかったように感じます。病気が治った後、彼女が初めて走った瞬間の歓んでいる様子が伝わってきて、とても良かったです。
Corinneを助ける為、Dariusをはじめ他のCarpathian達が登場しましたが、中には久しぶり〜♪の人達もいたので、とても楽しめました。

「Dark Challenge」「Dark Fire」に登場したバンドDark TroubadoursのギタリストDayanは、旅先でついに捜し求めていたlifemateに出会う。しかし彼女は重い心臓病をかかえ、さらに別の男性の子供を身ごもっていた。それでも献身的に彼女に愛を捧げるDayanと死を覚悟しながら子供の誕生に命をかけるヒロインCorinne。二人の愛はDayanが奏でるメロディのように詩的で美しく・・。

Dayanは今まで登場してきたダークなCarpathian達よりも明るく茶目っ気のある少年のようなイメージでした。今回はCorinneを助けるためにCarpathianやそのlifemate達が登場するのでそれも楽しめるかも♪