うつ病を理解する
死や自殺を図る人が多いうつ病を理解する。
あなたの心に何か悪い点が有ると考えるかもしれません。それはあなたを自分で騙しているのです。あなたの世界観と友達との見方がなんらか変わってきています。あなたは落ち込んでいるかもしれません。しかし、あなた自身は既に違いを発見しています。役立たない、あなた笑うべきときに笑えません。あなたは高ぶりすぎ、興奮しすぎ、そして雄大にさえ考えていると思います。あなたは眠れません。このような状態が続けられますか？
あなたはあなたの愛する人を含め、あなたの回りを疑っていませんか、頭痛薬の瓶には本当に頭痛薬が入っているのだろうか？多分そうではない、そのように疑ったのでは、頭痛は止められません。情緒を表現せず、人目を避け、周囲に興味を示さず一人で閉じ困ってしまうことが多いのです。症状としては、慢性疲労症候群、不眠症やまたは寝てばかり、食欲不振または過食症、頭痛、腰痛、背痛、腸の障害等が見られ、死や自殺を図る人が多いのです。
うつ病は緊張、胃の障害、ストレス、栄養不足、粗末な食習慣、砂糖、単球増加証、甲状腺障害、子宮内膜症（女性のうつ病に関係があります）、体の不調、アレルギーが原因となります。
脳の働きには食べものが非常に影響することがわかっていますが、粗末な食事や習慣、ジャンクフードや間食などと、食べるものが原因になることが多いです。行動をコントロールする脳の神経伝達物質は、我々が食べるものに影響を受けます。
11. ビタミン・ミネラルでうつ病は治る
栄養療法で一番大事なことは、日常生活の中で、栄養をどれだけ完全に補給できるかが鍵となります。そのためには、栄養学に興味を持って頂くこと、病気に対する考え方や薬品に対する考え方を変えて頂くことが必要になります。
うつ病は、実際脳に機能不全の痕跡を残さないだけになおさら性質の悪い栄養不良が現代の社会に蔓延していることが、多くの欧米研究者によって指摘されています。現代人の脳は正常に機能するのに十分な種類と量のビタミンとミネラルが補給されているでしょうか？
しかし、それは「最善の」機能を引き出すのに十分な種類と量なのでしょうか？多くの現代人（子どもたちも含めて）が食べている、品質が悪く、高脂肪で、添加物の多い、ビタミンの乏しい食事が脳の最高の力を引き出すのに不十分なのは明らかです。こうした栄養不良の状態の脳は、ビタミンやミネラルを摂ることで元気付けることができるかもしれません。私たちの脳は栄養価の乏しい食事に耐えて静かに生き延びるような慢性的な無気力状態に陥いていると思われます。
私たちは、それ以外の最善の状態があることを知らないので、これが「正常」だと思っているのです。私たちは、もっと頭がシャープに働いて、爽快な気分で暮らせる潜在能力があるのに、それに気づいていないだけかもしれません。
適切に栄養を与えれば、私たちの脳はより高いレベルの機能へ手を伸ばし、掴み取ることができると信じます。
10. 医者にうつ病と診断されたら
もしあなたがうつ病になったらおそらく病院へ行きます。それも大きな病院、大学病院、検査機械の整っている病院へ行かれるのではありませんか？
しかし、病院へ行ったからといって必ず治るという保証は何処にもありません。
アメリカやヨーロッパでは、最後に訪れるのが栄養療法の病院です。
残念ながら、現在日本には栄養療法の病院はありません。
17.1. 葉酸は脳の食べ物
うつ病、と診断されたら葉酸を取る。
葉酸は脳の食べ物です、エネルギーの生産、赤血球の形成に必要です。ＤＮＡ合成のための助酵素として働き、健康な細胞の分裂、新陳代謝に大切です。たんぱく質の代謝に関係し、葉酸貧血の予防や治療に必要です。この栄養素は精神病や、子宮頭部異形成の治療に効果があります。葉酸は、胎児の調整や、胎児の神経の発達、正常な成長と発育を助けます。
葉酸は、ビタミンＢ12と一緒になったときにもっとも良く働きます。
17.2. うつ病は葉酸不足の徴候！
舌が赤くなり炎症を起こしているのは、葉酸不足を表す症状です。
葉酸が不足すると最も現れやすい脳の反応はうつ病だとハーバート大学教授、ジョナサン・Ｅ・アルパート医学博士とマウリツィオ・ファバ医学博士両博士によればうつが葉酸不足の神経精神面で最も一般的な徴候だということです。
葉酸不足が、若者の脳にも影響を与えています。日常的にだれにでも起きる感情の浮き沈みする情緒不安定や記憶力の減退、集中力の不足、過度の内向性、自身喪失、気分の落ち込みなど、葉酸不足が原因で若者でも中高年者でも起こります。
これらの症状は、マルチ・ビタミン・ミネラルのサプリメントを与え一般的な量の葉酸400μｇを８週間与ええることで精神状態は劇的に改善されたと報告しています。