薬のルーツ”生薬” -科学的だった薬草の効能- (知りたい!サイエンス)
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身近な植物の中には、体にいい影響を与える「薬効」をもつものがあります。昔の人は、これをよく心得ていて、日常生活にうまく取り入れてきました。「薬のルーツ」をたどっていくと「植物」に行き着きます。つまり薬は、植物が自分の身を守るために作り出したものなのです。そして薬が効くのは、植物がもつ成分が人間の生理活性物質と同じ構造であるからです。 残念なことに、現代人でその「薬効」をきちんと理解している人はほとんどいません。そこで本書では、植物がもつ、「毒」にも「薬」にもなる不思議な薬効や、驚きの成分をわかりやすく解説していきます。
内容(「BOOK」データベースより)
薬は人に「快」を与えます。その薬の元をたどれば90%以上は植物成分です。植物には生命を養う面と、毒の作用も備えています。この毒こそが、人体のしくみを解明し、有用な薬の開発に光明を与えました。ではなぜ、植物成分は人の心身に効果を示すのでしょうか。ようこそ、薬のルーツを探る旅へ。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
関水/康彰 1947年東京生まれ。薬草研究家、薬剤師。東京薬科大学卒業後、川崎市立川崎病院、琴平診療所で薬剤師として勤務。横浜商業高校職業科生理学講師を経て、現在は横浜関水薬局で調剤を行うかたわら、在宅・認知症施設の医療にも従事。横浜市介護認定委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)