Cisco　Systems　642-661試験　なんとか合格しました。

この試験、CCIE　ルーティング＆スイッチング用の教材で学習し攻略は不可能でした。
理由としてBGP試験はサービスプロバイダートラックであり、ルーティング＆スイッチングトラックではありません。
なのでルーティング＆スイッチングトラック以上の広範で幅広い問題が発生します。

なので、CCIEも対象とするルーティング＆スイッチングトラック対象のBGP教材だけでは必ず落ちます。
重ねて申し上げますが、ルーティング＆スイッチングトラックのBGPとサービスプロバイダートラックのBGPは想定範囲が根本的に異なると思われます。

この、642-661試験に対応する教材は、米国Cisco　Press(洋書）のBGP　Design　And　Implementationのみと思いました。この本だけで絶対合格可能です。
将来CCIEを目指し、またCCIEに相応しい実力を身につけたいのならば、こたえの丸暗記などせず、
Cisco　Pressの洋書を死ぬ気でかじりついて読破しまくり、Ciscoの考え方を把握し、高度に構成されたネットワーク技術の全体像を理解する。
これに尽きると実感しています。

　タイトルにも書かれてあるとおり、Cisco機器にてBGP-4を運用／(設計＆)構築する際に大きく参考になる本。
　BGP-4に関しては、コマンドだけであれば別冊のコマンドリファレンスを読めば良いのだが、BGP-4での個々の属性についての細かい解説や、BGP-4を運用する上でのCPUの大まかな使用率が記載されているなど、非常に細かい内容まで記載されている。その意味では、主にCisco7200、Catalyst6500系を用いてBGPを設計／構築／運用する際には、大きく役に立つ本になるだろう。また、BGP-4の概念について細かく解説されているので、BGPをしっかりと勉強したい、と言う人にもお勧めの本だと思う。
　ただし、刊行されたのが2003年なので、最近の実装はあまり書かれていません。そこは要注意ですね。

日本語の資料では、BGPの細かい動作に関しての情報が少ない気がしたので、購入した。Confederation, Synchronization, Route-Dampeniningなど細かい部分のコンセプトを理解するのに役立つと思われる。実際に日本語のテキストで不明な用語をこの説明を参照しながら一つ一つつぶしていくことで、最終合格にこぎつけることができた。CCIP取得を目指す人、実務でBGPを使用しているISPのエンジニアには良い参考書になると思います