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Wの悲劇 [DVD]

価格: ¥4,935
カテゴリ: DVD
ブランド: パイオニアLDC
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   角川春樹が製作した一連の作品の中では最高傑作といえる作品。二十歳を迎えた薬師丸ひろ子を主演に、夏樹静子の原作を映画化しているが、原作はほとんど題名だけで、内容は澤井信一郎監督と脚本の荒井晴彦によるオリジナルと言っていい。劇団海の研究生・静香(薬師丸)は、トップ女優である翔(三田佳子)の愛人が死亡したスキャンダルの張本人となる代償に、演劇「Wの悲劇」で重要な役を得る。
   二十歳の女性・静香と、ステージで彼女が演じる、祖父を殺してしまう真子。ふたりの女性の存在がダブる二重構造に、静香と薬師丸のキャラクターがまたダブるという多重構造が素晴らしい。愛人が死亡した現場で、女優として、女性として全存在を賭けたふたりの激しいやりとりは、二大女優のアクティング・バトルという点でも壮絶な迫力に圧倒される。(斉藤守彦)
青春映画の大傑作! ★★★★★
小学校の時、薬師丸ひろ子が好きだった私は、小学校4年生時にリアルタイムで見ましたが、
その時は幼すぎて意味がよくわからず殆ど記憶に残っていない映画でしたが、たまたまBS
のどこかのチャンネルでやってるのを少し見て、面白そうなので25年ぶりにフルで見ました。

25年ぶりに見た感想は、どう伝えたらいいのかわからないくらい、素晴らしい青春映画でした。
80年代にこんな素晴らしい邦画があったのが驚きですが、80年代のようなアナログの時代背景
があったからこそ、この映画にリアリティを感じたと思います。また私自身青春時代を
通り過ぎて30代半ばになったので、この映画の良さを理解できたのかもしれません。

今これだけの日本映画を期待するのってまず無理ですよね?出てきて欲しいけど・・・・

私には文章力がなくて、どう表現したらよいかわからないですが、素晴らしい映画です。
私はDVDを購入して永久保存版にしました。是非お勧めです。
切ない、世良さんいいですよ。文句なしの傑作! ★★★★★
世良さんは等身大の演技がいいですね。馬鹿やろ...ちくしょういい奴だよお前は、です。薬師丸ひろ子さんは、一所懸命に背伸びしてる田舎娘を痺れる演技で魅せてくれます。本当切なくて、特にラスト、心が震えましたよ。益々惚れてまうやないかー、こんな女に惚れる俺でもいいや。とか、入り込んじゃいました。内容の充実した渾身の傑作ラブストーリーです。
三田佳子が素晴らしい。 ★★★★★
「ぶたないで! 私女優なんだから」の薬師丸ひろ子は確かに一時代を築いたアイドル女優だけあり、そのみずみずしさといい唯一無二の存在感にうたれるものの。
この映画は、やっぱ三田佳子ですよ!
84年にクランクアップした映画だから、えーと三田さんはこのとき御年43歳。
もちろん「女優、女優、女優!」「血まみれになってもやったわよ!」といった数々の名シーンには、年齢なりキャリアなりのド迫力が充ち満ちてるのだけれども、「ああ、本物の女優って歳とらないんだ、化けもんなんだわ」ってくらい、若くて美しいのに驚愕。肌なんかつるっつるでシミシワたるみひとつなく、役柄同様、いかにも若い男のエキスを十二分にすすっていそうです。
このあとしばらくは「いいお母さん」のイメージでもてはやされてたのが、度重なる愛息スキャンダルで地に落ちちゃいましたって感じだけど、むべなるかな。
こんなとてつもない女優が、そのへんにいくらでもいそうな「いいお母さん」の枠におさまってるほうがおかしいんだよ!
と、いまさらながらに思わされるんですよね。三田さんって。
素晴らしい女優さんです。
薬師丸ひろ子さんが、本当におきれいです。 ★★★★★
日本映画史の中で角川映画というのは特異な位置づけにあるのではないかと思います。日本映画不振の時代に、大量の宣伝と文庫本のタイアップという新たなビジネスモデルでTVの前の観客を映画館に呼び寄せました。その角川映画のヒロインは何といっても薬師丸ひろ子さんでしょう。子役というイメージから少女になり大人になってゆく彼女にスクリーンを通して恋した人は大勢いたでしょう。少し前の銀幕スターを生み出す演出が感じられ、作られたスターという印象もありましたが、ようやく彼女の女優としての実力を示せたのがこの作品ではなかったかと思います。当時、三田佳子さんも女優としてピークを迎えていた頃だと思います。二人の女優の物語として描いたこの作品は、角川映画の記念碑とも思えます。蜷川幸雄といった人を画面に登場させ、絶妙のキャスティングが可能であったのも当時の日本映画界の救世主的な立場にあった角川映画なればこそかとも思いました。薬師丸ひろ子さんは、この映画の頃が美しさも最高であったのではないかと思います。間違いなく彼女の代表作であり、日本映画のモニュメントの一つに数えたい作品だと思います。
三田佳子! ★★★★★
脚本が素晴らしいです!
夏樹静子原作のミステリーを劇中劇にしてしまったこと。
そして劇中でも現実でも他人の身代わりになると言う二重構造。
まさしくアイデア賞物の脚本です。

しかしそれ以上に素晴らしいのが三田佳子です。
もう立っているだけで大女優です。
目立ちたがりでエキセントリックで自己中で。
薬師丸ひろ子を説得している時も、弁護している時もいつの間にか女優モードに入ってしまうのが笑えます。

そして数々の名台詞。
「ダメなのよあたし。だってスタアなんだもん!」
「あたしたちお客様に道徳を教える為に芝居しているの?」
「女優、女優!勝つか負けるかよ!」
「カーテンコールも芝居のうちよ!」

こう書き出してみても見事に女優していますね。
下手な女優が言ったら、観客はどっちらけになってしまいます。
こんなベタなセリフを堂にいった態度で言える三田佳子はつくづく大女優だなと思います。

薬師丸ひろ子は大健闘。
「顔はぶたないで!あたし女優なんだから!」
も名台詞です。
そしてこの時三田佳子の芝居を見たことが後々の彼女の成長に役立ったんじゃないでしょうか?