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宮本武蔵 五巻

価格: ¥0
カテゴリ: Kindle版
ブランド: ゴマブックス株式会社
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剣禅一如の境地を求めて剣の道を極めんとした宮本武蔵の半生を、吉川英治が国民的ロマンに昇華!

 武蔵と弟子の伊織は江戸に到着。かつて世話になった光悦の弟子、厨子野耕介の家に寄宿することになった。

 一方、お通も又八と共に江戸に来ていた。彼らは、柳生家の家臣木村助九郎から助けを受け、石舟斎の子息但馬守の屋敷に寄食していた。しかし、石舟斎が危篤状態であるという一報を受け、但馬守の甥兵庫と共に柳生谷へと下る。

 また、小幡軍学を嘲弄したために、門弟から恨まれていた小次郎は、お杉婆の助太刀を名目に武蔵を訪問する。そこで、小幡一門の北条新から奇襲を受けるが、逆に痛手を負わせる。

 お通に逃げられた又八は朱実と共に江戸にいた。怠慢な生活を送っていたが、密かに倒幕を謀る大蔵から将軍秀忠の暗殺をもちかけられる。又八は大金欲しさにこれを引き受けてしまう。


第5巻 目次

〈空の巻(続)〉
  入城府
  蠅
  かたな談義
  道草ぎつね
  懸り人
  飛札
  仮名がき経典
  血五月雨
  心形無業
  雀羅の門
  街の雑草

〈二天の巻〉
  衆口
  虫しぐれ
  鷲
  青い柿
  露しとど
  四賢一燈
  槐の門
  さいかち坂
  忠明発狂始末
  もののあわれ
  撥
  魔の眷属
  八重垣紅葉
  下り荷駄
  漆桶
  兄弟弟子
  大事
  柘榴の傷み
  夢土
  花ちり・花開く