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鉄の神経お許しを 他全短編キャプテン・フューチャー全集11 (創元SF文庫)

価格: ¥1,365
カテゴリ: 文庫
ブランド: 東京創元社
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【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:エドモンド・ハミルトン/著 野田昌宏/〔ほか〕訳 出版社名:東京創元社 シリーズ名:創元SF文庫 SFハ6-21 キャプテン・フューチャー全集 11 発行年月:2007年01月 関連キーワード:テツ ノ シンケイ オユルシ オ ホカ ゼンタンペン ソウゲン エスエフ ブンコ ハ-6-21 キヤプテン フユ-チヤ- ゼンシユウ 11 てつ の しんけい おゆるし お ほか ぜんたんぺん そうげん えすえふ ぶんこ は-6-21 きやぷてん ふゆ-ちや- ぜんしゆう 11、 トウキヨウ ソウゲンシヤ トウキヨウソウゲンシヤ 5147 とうきよう そうげんしや とうきようそうげんしや 5147、 トウキヨウ ソウゲンシヤ トウキヨウソウゲンシヤ 5147 とうきよう そうげんしや とうきようそうげんしや 5147 シリーズ長編の終了から4年後、アメリカ本国でキャプテン・フューチャーは短編シリーズとして復活した。ロボットのグ
CFファン必見! ★★★★★
中学生から読み続けてきた「CFシリーズ」の最終版ともいえるこの本を見つけて感動しました。一時絶版になりあきらめていたので喜びもひとしお・・・開いてみるとそこは懐かしいCFの世界(^^♪でもその違いには驚きました。なんといっても、フューチャーメンの人間(?)くささや内面の葛藤がよく表されており、以前の軽快さはあまりなく、むしろ重々しい「小説」といった読後感でした。ハミルトン氏・リイブラケット女史も鬼籍に入り、CFシリーズの最新作とは二度と会えませんが、長年読み続けていた者にとっては、最後のそして納得のいく一冊でした。訳者の野田元帥には一言「ありがとう」と「ご苦労様でした」をお伝えしたいです。
これだけ読んでも楽しめる ★★★★☆
重いSFではなく、サラッと読める冒険活劇。

キャプテン・フューチャーに出会ったのは、
幼い頃に見たNHKのアニメだった。
放映されていたのは1978〜79年。

そうか、そんなに時間が経っていたのか。

そんな思いで手に取ったこの本だったが、
7編の短編と、17編のサイドストーリー、
600頁のボリュームもあっという間に
読み込んでしまえる充実した内容の1冊だ。

ごく単純な宇宙冒険活劇と言ってしまえば
それまでだけど、そんなワクワクドキドキが
楽しかった子供の頃に暫し引き戻してくれる。

脳だけになったサイモン博士が体を取り戻し、
そしてまた脳だけの体に戻ることを選んだ時、

「生身の人間の苦悩にはとても耐えられん!」

と彼は言う。 その苦悩こそが人なのだ。
キャプテン・フューチャー最終巻ですね。 ★★★☆☆
 長らく日本では一つにまとめられなかったキャプテン・フューチャーものの短編を一つにまとめ、さらに雑誌掲載時のコラムまでも掲載し、巻尾にエドモンド・ハミルトンの著作リストを掲載した豪華な一冊です。まさに、このシリーズの掉尾にふさわしい。発刊までずいぶん時間がかかったのは、いろいろ事情はあったのでしょうけれど、このまとめに時間がかかったものだと言われれば納得できます。
 解説には伊東民雄氏のマニアックな資料があり、熱い思いが伝わってきますね。

 この本の全体の60%をしめるキャプテン・フューチャーの7編の短編は、シニカルで虚無的なイメージですね。気分が暗くなります。なぜこういう暗いテーマを描いたのか、不思議です。
 比較的楽天的な話というと、表題にもなった「鉄の神経お許しを」ぐらいかな? かつてこれが翻訳されたとき、野田昌宏氏は長編の後の短編は全体的に面白くないが、この作品はまだまし、という紹介をしていたような気がしますが、どうだったでしょうかね。
 こういう虚無的な世界もそれなりに面白いとは思いますが、脳天気な宇宙活劇の舞台ではそぐわないテーマではなかろうか。
 残りは、さまざまな設定などのエッセイですね。

 かつてディープなSFファンだったおぢさんも、すっかり年を取りました。(あはは)
 ありがたいことに、とにもかくにもキャプテン・フューチャーとはどういうものだったか、最後はどうであったかを見届けることができました。その結果に満足できなくても、墓場間近になってとやかく悩む必要はなさそうです。もって良しとしましょう。(笑)
この日を2年半も待っていた!/ファン垂涎の書 ★★★★★
 何といっても本書の見所は“旧版(早川版)の焼き直しではない”ことでしょう。つまり“未訳もしくは単行本未収録だった、キャプテン・フューチャーの全短編がまとめられている”のです! まさしくファン垂涎の書と言えるでしょう。私なぞは<キャプテン・フューチャー全集>1の巻末にあった刊行予定を見て以来、2年半の間心待ちにしておりました。なかなか出ないので心配していましたが、遂に刊行され、感無量です。肝心の内容においても、期待を裏切らない本でした。

内容:
 50年代に書かれた七つの短編……「キャプテン・フューチャーの帰還」、「太陽の子供たち」、「衛星タイタンの<歌い鳥>」、「鉄の神経お許しを」、「忘れじの月」、「もう地球人では……」、「<物質生成の場>の秘密」……がページ数の約6割を占めています。基本的に“暗いハミルトン”の作品です(もちろん「鉄の神経」を除く)が、長編とは違う趣きで楽しめます。
 残り約4割のページが、主要キャラクターに焦点を当てた“掌編サイドストーリー”17本に割かれています。シリーズ本編では(間接的にしか)描かれなかった“グラッグ、オットー創造の経緯”、“サイモンが脳みそになった経緯”、“イイク、オーグがペットになった経緯”、“カーティス・ニュートンがC・Fとしてデビューした経緯”……などが詳細に語られます。

(追記)
巻末の一割弱を占める、伊藤民雄なる方(野田大元帥のお弟子さんか何かでしょうか?)による「解説」および「エドモンド・ハミルトン著作リスト」も労作です。特に後者は未訳/既訳、短編/長編を問わない全作品のリストでして、書誌学的に極めて貴重ですね。
やぁ!坊や(ラッド)。 ★★★★★
最初に「彼ら」に会ったのは、もう30年も昔だ。出会いは、兄の本棚だった。小学生から中学生になろうとしていた“ボク”は、すぐに「彼ら」に夢中になった。
太陽系の九つの惑星すべてに大気があり、様々な人々が住んでいる世界。サイクロトロンのエンジンを積んだ愛機:コメット号を操り、陽子(プロトン)銃を手に悪党と戦う「彼ら:フューチャーメン」。
人は「荒唐無稽」だとか「子供だまし」だとか「非科学的」というかもしれないが、「彼ら」の物語には確かに「未来(フューチャー)」があった。
気がつけば“ボク”は、もう「カーティス」の歳をとうの昔に越してしまった・・・。
(さすがにエズラ・ガーニーよりは年下だ)

もう一度、この本を呼んで、あの頃の“ボク”に戻るのも悪くない。

PS
アニメ版のエンディング曲(ポプラ通りの家)、とても好きでした(笑)。