曲がった時空のQFT[改訂版]
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曲がった時空のQFT(Quantum field theory)は曲がった時空の場の量子論とも言われます。
一般相対性理論での曲がった時空に量子場が入っている理論です。
重要な理論としてホーキング効果があります。
この本では曲がった時空の場の量子論のグリーン関数も導き出しています。
他に、ブラックホールの消滅問題を書いています。
読むための前提知識として、一般相対性理論と場の量子論が必要です。
目次
第1章 基礎理論と粒子の生成
1.1曲がった時空での第二量子化
1.2共形因子
1.3拡大する宇宙による粒子の生成
1.4動的ミラーによる粒子の生成
第2章 ホーキング効果
第3章 グリーン関数
3.1グリーン関数の導出と発散の繰り込み
3.2赤外的発散
第4章 負のエネルギー
4.1カシミア効果
4.2負のエネルギーの初等的な例
4.3ブラックホール近傍での負のエネルギー
第5章 計量の接道論
第6章 ブラックホールの消滅問題
6.1動的ホライズン
6.2Vaidya計量
6.3ブラックホールの消滅問題
参考図書
澤山 晋太郎
2001年慶應義塾大学理工学部物理学科卒
2007年東京工業大学理工学研究科基礎物理学専攻卒 博士(理学)
理論物理学者 専門は相対論
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