子供を守るための家庭の防犯護身術
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「護身術」というと、殆どの方は殴られる、抱きつかれる、凶器を突き付けられるなどといった危機的な状況に巻き込まれた時の事をイメージしてしまうと思います。
しかし、こうしたトラブルに巻き込まれた後の事ではなく、もっと早い段階を考えるのが本当の護身術であり、その目的でもあります。
カルチャーセンターで生徒さんから質問を受けた事があります。
「休日にスーパーに買物に行って、お店の前で不審な男性に気付いた。そのような状況では、どうすれば良かったのでしょうか?」というものでした。
既にお気付きかも知れませんが、多くの方は、そこに不審な人物がいる事(つまりリスクの存在)に気付く事なく近付いてしまい、そしてトラブルに巻き込まれてしまう訳です。
この方は護身術のセミナーを受ける内に、日常生活においても無意識の内に周辺警戒をするという感覚が多少なりとも身に付いていたのだと思われます。
これが、護身術の本来の目的なのです。
本書は、子供を守るという事にテーマを絞っています。また、ご家庭や学校で実際に使用して頂けるように、ポイントも絞り込んでいます。
手に取って頂いた方々にとって、少しでも参考になれば幸いです。