簡単なおつまみ、おかず系の本です。
とにかく簡単さにかけては、この種の本で1・2というところです。

通勤の最寄り駅では「Ｒ２５」はあっという間に品切れで
たまにしか入手できないその冊子の中の
和歌ネエさんの連載を切り抜いては
ほそぼそとレパートリーを増やしてきたのですが・・・
一冊にまとまった本書を見たときはうれしくてうれしくて。
「ミントきゅうり」とか「柑橘と魚介」とかの取り合わせや
ブルーチーズや梅干などの味のアクセントは、目からウロコで
さらにどれもシンプルな調理でマル。
う〜ん、自分の腕があがったような気分。
主人も「これ作ってみよう！」と自分で包丁を握っています。

この内容でこのお値段はお得だと思います。
Ｒ２５の連載をまとめたもので、男性用、酒のつまみ用、と銘打っているが、これは普通の家庭の主婦が持っていても実に重宝するものだと思う。手間をかけずにあともう一品！なんていう時に助けられる事しばしば。文庫サイズなので、台所で幅も取らないし。
酒肴道場というだけあり、どれもとにかく酒飲みのツボを押さえたメニューばかり。
和洋中エスニックのエッセンスが、自由自在、絶妙な加減でミックスされたメニューは
どれも本当に（！）シンプルなのに、料理好きをウ〜ムと唸らせるヒントが沢山詰まっている。旨い料理とは手間を掛ければいいというものではない、って事が改めてよく解かる。
料理の初心者から、ベテランまで、お奨めです。

たまたま見たカバー帯の「鶏のゆずこしょう焼き」というメニューに目が止まり、衝動買い。
実際に読んでみると、これがまた何とも好みにピッタリ。
目分量でパッとできて、洗い物も少なくて済むというコンセプト。
仕事帰りの近所のスーパーやコンビニで調達できる食材を活用したレシピ。
季節に合わせた内容。
多少手の込んだじっくりメニューも掲載。
ヒントやポイントもあり。
更に、すべての完成イメージがカラー写真で掲載されているので感じがつかみやすいし、ほんとうに作り方も簡単明瞭。
文句なしの星5つ。

簡単！はやい！旨い！おつまみ109。はなまる、とくダネで大反響らしい。