低確率で発見する言葉
★☆☆☆☆
現在、★5を付けている3名のうち、
作為的評価と思われるレビューは3個
嘘臭い度 100%
『デザインの現場』に掲載されていた記事に加筆
(駆け出し時代への自分宛メッセージ付き)
本書は税込みで2,100円なんですけど、
デザイナー30人中、自分に役立ったのは(多く見積もっても)2〜4人ほど。
単純計算で、140〜280円分の価値や言葉があった。
1. カッチリ決めると逃げるモノ
2. 誰かが観ている
3. チャンスは2度と来ない
4. デザインが消える刻
聞き出し方が悪いのか、何なのか。
デザイナーの『プロ論。』としても、ほど遠い。
時間が経てば、視点も変化し、
受け取るメッセージも変わるのかもしれないが・・・
デザイナーの目指す先
★★★★★
一線で活躍するデザイナー30人の、
今に至るまでの道程を辿るインタビュー集。
全員が順風満帆に今の地位を築いたのではなく、
(学生時代デザインを勉強していなかった人が多いのも意外だった)
紆余曲折したり、時には立ち止まりながら
デザインや社会と向き合い続けている。
そしてどのデザイナーも、結果的には
「継続は力なり」といった日々の努力や基本の大切さを
(もっとも努力の仕方や基本の定義は千差万別だが)
語っているような気がした。
デザイナー30人一人一人の道程や産み出すものが違っていても、
目指す頂上は一緒なのかもしれない。
そして、頂にいると思っていた彼らも、
まだその道程の途中にあるという意識を持っていることに
何かしらの共感を覚えた。
隅々が楽しい♪
★★★★★
一線で活躍されているデザイナーの言葉が30人分詰まっているというだけでも、楽しいです。
ミーハー心を、しっかりくすぐられました。
それぞれのかたが過去を振り返って語っていますが、若いころの仕事に感じていた
違和感だとか、ストレスだとか、割と生々しい(?)部分についても触れられているのが面白かった。
あと、デザイナーの自筆メッセージのページがあったり、
全員ではないかもしれませんが、ポートレートがそれぞれの事務所らしいところで撮られていたりと、
隅々を眺めて楽しむことのできる本でした。