岡田斗司夫の「風立ちぬ」を語る②~本当は残酷で恐ろしくて美しい「風立ちぬ」~ 電子版
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2013年8月21日に、毎日新聞 東京夕刊に掲載された、『映画:賛否両論「風立ちぬ」 「感動」×「違和感」 キーワードは「ピラミッド」』の記事掲載の際に岡田斗司夫が受けたインタビューで語った内容のノーカット書籍化です。
大好評の岡田斗司夫が語る「風立ちぬ論」「宮崎駿論」の第ニ弾として、「風立ちぬ」と「宮崎駿の本音」と「ぼくたち」について語りました。
著者より
岡田斗司夫の「風立ちぬ」論・第ニ弾です。
この本はジブリ最新作にして宮崎駿の引退記念作品ともなった「風立ちぬ」のネタバレを含んでいます。また「風立ちぬ」論・第一弾~人でなしの恋を描いた「風立ちぬ」~を読んだあとですと、より一層楽しめる内容になっています。ぜひ、映画と共にご覧になったあとにお楽しみ下さい。
目次
0.まえがき
1.「風立ちぬ」疑問
■宮崎駿は犠牲に関心がない
2.堀越二郎という男,宮崎駿という男
■堀越二郎は眉をひそめるだけ
■宮崎駿は大衆作家ではない
3.堀越二郎を読む
■堀越二郎が見る夢のメッセージ
■堀越二郎は言って欲しかっただけ
4.登場人物を掘り下げる
■二人の異国人は地獄に誘う悪魔
■堀越二郎の良心である堀越加代
5.宮崎駿を掘り下げる
■宮崎駿は堀越二郎を通して自分を語りたい
■テーマ曲もキャッチコピーも関係ない
6.宮崎アニメを掘り下げる
■理想の宮崎一家を描いたアニメ
■ハウルの動く城と崖の上のポニョはつぎはぎアニメ
■アニメに描かれていることで無駄な部分は一切ない
7.ぼくらと「風立ちぬ」と宮崎駿
■ぼくらを突き放す映画
■ぼくらは罪悪感の解消に感動する
■宮崎駿は貧困や破壊を肯定する
■宮崎駿は食べ物よりタバコが好き
8.あとがき
■著者あとがき
■編集者あとがき
奥付