ビジネス大学30分 クリティカル・シンキング
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本格的なビジネス理論をセミナー形式で学ぶ【ビジネス大学30分シリーズ】
第8弾は「クリティカル・シンキング」
■対象とする読者
本書は、日々仕事で頭を悩ませているビジネスパーソンやマネジメントを学んでいるMBAの学生、経営学に関心のある大学生を読者に想定して書いている。
ビジネスパーソンが明日から使えるようにするため、より実践的な手法やツールの紹介にもページを割いた。
■クリティカル・シンキングとは
クリティカル・シンキング(Critical Thinking)とは批判的思考のことである。
「批判的」という日本語は、英語のCriticalよりも否定のニュアンスがやや強いので、「過去の慣習や権威などに惑わされることなく、
ものごとの本質を見極め、論理的に思考すること」といった意味で理解してほしい。
クリティカル・シンキングを実践するためには、「ものごとを批判的に鋭く見る習慣」と「論理的に思考する能力」が必要である。
本書は、後者の「論理的に思考する能力」を身につけるための方法に沿って目次が組まれているが、
それぞれの学習項目においては「ものごとを批判的に鋭く見る習慣」を身につけるためのヒントも散りばめられている。
≪目次≫
まえがき
●第1章 考えること
1 多面的思考 ケーススタディ1
【column】下手の考え休むに似たり
2 論点の設定 ケーススタディ2
【column】その人にとってのあるべき姿
3 要素への還元 ケーススタディ3
【column】数学モデル
4 演繹的推論と帰納的推論 ケーススタディ4
【column】利益の源泉は論理か?
●第2章 分解すること
1 因果関係 ケーススタディ1
【column】金は天下のまわりもの?
2 体系化 ケーススタディ2
【column】「Howのツリー」と「Whyのツリー」
3 構造化 ケーススタディ3
【column】時間の短縮
4 フレームワーク ケーススタディ4
【column】基本としての3C
●第3章 チェックすること
1 仮説思考 ケーススタディ1
【column】すべては仮説
2 比較思考 ケーススタディ2
【column】要素とサンプル数
3 整合性 ケーススタディ3
【column】合成の誤謬
4 網羅性 ケーススタディ4
【column】パラダイムと網羅性
■著者 岡本義行 江口夏郎