BBCが制作した13時間におよぶ「指輪物語」のラジオドラマをすべて収録した『The Lord of the Rings BBCラジオドラマ版』。各シーンやせりふが原作に忠実に再現されているため、コアな「指輪」ファンでも楽しめる。
映画ではビルボ役のイアン・ホルムが、フロド役で登場。パッケージには中つ国の地図があしらわれているほか、トールキンの経歴、CDのあらすじ、キャストとスタッフ名が記されている。
ディスクの面割りを変更した新版・音楽集追加?
★★★★★
元々13枚組だったようですが、このセットは12枚組です。元の版は持っていませんが、内容を減らしたわけではなく、各CDの収録時間を長くしたため、枚数が減ったものと思います(12枚目のディスクは「BONUS DISC」として丸々1枚サウンドトラック音楽集になっているので、本編は11枚です)。地図はついています。
ジャケットにキャスト名は詳細表記されていますが、音楽集を含めトラック名の記載ありません。が、iTunesで当たり前のようにトラック名出てきました。
50周年記念ペーパーバック全1巻
★★★★★
内容については言わずもがなですので、装丁についてお選びになる手助けとなればと思います。
タイプセットはイギリスで行い、印刷製本はイタリア製です。表紙は、梨地(艶消し)の金地に銀色の文字でタイトルなどが箔押しされています。指輪の図柄などは艶のある金の箔押しで、真っ赤な炎状の飾りが印刷されています。小口の厚さは6センチ近くあり、大変ボリューム感があります。金色の表表紙と裏表紙の両方が折込みになっており、広げると裏には黒と赤の2色刷りのミドルアースの地図が印刷してあります。つまり2枚の地図になります。本文の紙質はペーパーバックとしては非常に良い手触りで、クリーム色の目にやさしいものです。本文の印刷は黒1色で、文字の大きさもアメリカ版のレザー版(ISBN0618517650)に比べれば少し小さいですが、はっきりして字体が良く、見やすいものです。製本は糸綴じ製本でなく接着ですが、丈夫そうです。重さはレザー版に比べればかなり軽いので、仰向けに寝転んで片手で持つことが出来ます。
実用的ですが、ペーパーバックの愛蔵版ともいえます。
本革装ではない
★★★★☆
製本は糸綴じで、しっかりしています。三方金も悪くはありません。しかし、残念ながら本革装ではありません。安っぽい合成皮革で装丁されています。表紙の二色の箔押しも安っぽいし、箱も仕上げが雑です。決して本の愛好者向けのつくりではない、と断言します。飾っておく本でなく、何度でも読むためには丈夫で良いと思います。本革装マニアの私としては非常に残念なので、星4つです。
買いです!
★★★★★
CD13枚、この迫力、この臨場感、そしてこの値段、絶対に買い!でしょう。俳優陣の(あえて俳優と書きます。イギリスの実力派俳優が総出演ですから)鬼気迫る演じっぷりも、音楽も、さすがBBC、手を抜いていません。
イギリス英語でだいぶ聞きやすいとは言っても、役柄によっては役作りから聞き取りにくい人もいます。ゴラムはだいぶ難関ですが、ま、前半で言っているのはほとんどpreciousとBagginsだけですが(笑) どこかで聞き逃してしまっても、ナレーターのパートはゆっくり話すしBGMもおさえ気味なので、ここで追いつけます。映画を見ていれば多少聞き取れなくても映像が浮‾‾かぶのでだいじょうぶだと思います。
個人的にはガンダルフの声はイメージにぴったりでした。聞き取りやすいし。アラゴルンが、映画の影響もあるのだと思うけれど、ちょっと饒舌すぎるかなーという感じです。ラジオドラマで寡黙じゃ仕方ないですけどね。レゴラスも若干男臭さが押し出されている感じ。
‾‾
だいぶ前のだからと心配していた音声の劣化はまったくなし。とてもクリアです。トラックもCD1枚につき5つから8つに区切ってあります。13枚のかさも、思ったよりコンパクトで邪魔になりません。CDの最初はほとんどのものが前のCDと内容を少しだぶらせてあるので、一枚だけ持ち歩いてもだいじょうぶ。私は13枚分をそっくりiPodに入れているので、聞き逃したらほ‾‾んの少しを戻して聞いたり、好きなところから聞ッるのでとても便利です。‾Also highly recc. Giorgio Kostantinos' bestseller-'The Quest'don't miss it.
すごい迫力・臨場感、コストパフォーマンスも良い
★★★★☆
偶然このCDに出会い、瞬時に購入へ。原作は読んだことがないのですが、映画が気に入っていたので迷わず購入しました。一枚1時間位で13枚のCDが入っていてこの値段は安いと思います。下手な英語のCD教材でももっと値段がはるのが通常ですから、このようなおもしろい題材でこのコストパフォーマンスはすごいです。背景音もしっかりしていて、臨場感もすごい。英語のレベルは結構高いかもしれませんが、ストーリーがすでに頭に入っているのでそれ程苦にはならなそう。よいリスニング教材と思って聴いています。