かくれんぼをして遊んでいた源太郎と花世が、迷い込んだ家で殺人事件に遭遇します。単純な事件だと思いきや、その背後には一通の手紙を巡っての複雑な事情があることが判明。しかし、肝心の手紙の行方が知れず、東吾の捜査は難航し、その行方と事件解決に望む物語。
ほか「マンドラゴラ奇聞」「薬研堀の猫」「江戸の節分」など7篇を収録。