***第2版発行（2016/10/1）***
デジタル・アーカイブの利用、pdfファイルの電子本化、電子書棚を設ける
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　Kindle fire HD が2012年暮れに日本で発売されて、私も追っかけ早期に購入しました。
Amazonなので電子書籍が充実しているのは以前から想定していましたが、その他にも想定外の素晴らしい機能が目白押しでした。

　WiFiによる無線LANでウェブサイトが軽々と閲覧でき、あと読みしたいウェブページを保存でき、YouTubeから映像をダウンロードしたりして楽しめます。本では無料本の閲覧がかなりの量楽しめますし、アプリでも無料や安価でも良い機能が揃っています。

　パソコンとUSBケーブル接続して、パソコンにあるデジカメの写真や映像、CDから取り込んだ音楽、気に入った観光パンフレットなどの文書類、などをKindleに簡単にコピー貼り付けできます。

　KindleはWiFi接続なので、自宅内では自由に無線LANが楽しめますが、外出時は制限されます。スマートフォンを持っていればWiFiテザリング機能で無線をつなげることができ、またWiFiスポットでは月額プランで楽しめるようです。ただスマートフォンにしろWiFiスポットにしろ月額通信料金が新たに発生することになります。

　そこで、いかにして通信料金を追加せず、Kindleをオフライン（無線をつなげないこと）で楽しむことができるかを実践してみて、Kindleはオフラインでも十分サクサクと情報活用ができることがわかりました。オフラインの究極の利用は電子書籍の閲覧でしょう。そこで電子書籍の作成と出版にも取り組みました。Kindleのオフラインで楽しみを広げるのにはパソコンでオンライン情報収集したファイルを利用できるようにすることも重要でしょう。

　Kindleのオンライン（WiFiオン状態）で本・文書類、ウェブページ、写真、映像、音楽などのファイルを保存し、またパソコンで作成したり収集したファイルをケーブルまたはWiFiでフォルダ・ファイル毎にコピーし保存し、これら保存されたものをKindleオフライン（WiFiオフ状態）で自宅内のみならず外出時にも利用し活用できるようになります。これがこれから説明する「Kindleオフライン活用術」の基本になります。

目　次

はじめに
１．本
1-1 Kindle本 無料本とサンプル（Kindle）
1-2 青空文庫サイトから（パソコン）
1-2-1.青空文庫サイトのテキスト（ルビあり）をPDFファイルへ変換＜青空キンドル＞
1-2-2.Kindle Previewer：HTML（HTM）をmobiへ変換
1-2-3.Calibre でmobi変換
1-3 自分で作った本や文書類（パソコン）
1-3-1.Word、Excel文書の閲覧・編集
1-3-2.Mobipocket Creator
1-3-3.PrimoPDF
1-3-4.Send-to-kindle
1-4 電子書籍に挑戦（パソコン）
1-4-1.Sigil
1-4-2.Kindle Previewer
1-4-3.Kindle DP に登録し電子書籍を出版
２．ウェブサイト
2-1 Kindleウェブサイトから（Kindle）
2-1-1.Push to Kindle
2-1-2.Add to Pocket
2-2 パソコンウェブサイトから（パソコン）
2-2-1.ウェブページをpdfファイルへ変換
2-2-2.pdfファイルを prcファイル へ変換＜Mobipocket Creator＞
2-2-3.push to kindle
2-2-4.Calibre で mobi に変換
2-3 デジタル・アーカイブの利用（パソコン）
2-3-1.デジタル・アーカイブについて
2-3-2.pdfファイルの電子本化
2-3-3.電子書棚を設ける
３．写真
3-1 Kindleカメラで撮る（Kindle）
3-2 スクリーンショットで（Kindle）
3-3 自分のデジカメから（パソコン）
４．映像
4-1 Youtubeサイトから（Kindle ＆ パソコン）
4-2 自分のビデオから（パソコン）
５．音楽
5-1 Kindleミュージックから（Kindle）
5-2 Youtubeサイトから（Kindle）
5-3 自分のCDから（パソコン）
６．アプリ
6-1．オフラインで使えるアプリ（Kindle）
6-2．役立つアプリ（Kindle）
6-3．役立つアプリ（パソコン）
6-4．evernote（パソコンおよびKindle）
７．役立つ接続ツール
7-1.HDMIマイクロケーブル
7-2.ポケットルーター
7-3.オンライン・スポット
８．あとがき