40代後半以上の世代なら楽しめるかな・・・?
★★★★☆
最初は原語で鑑賞。R・ポデスタをモデルとしたといわれる、ルパン3世の「峰不二子」とおぼしきジョルジアのキュートでセクシーな魅力に引き込まれた。ファッションを含め、エロくない、絶妙なボディーの見せ方がうまい。ほのかなお色気が全編に漂って、女性が見ても楽しいと思った。教授をメインに、ヨーロッパ中から集められた選りすぐりの男達と、謎の女ジョルジア。彼女達がスイス銀行から金塊を盗むという話。
使われる音楽も、日本でもなじみのある曲。
ジョルジアのお色気たっぷりの衣装も楽しいが、私のお気に入りはメガネ姿のジョルジア。
可愛い。
日本語吹き替えで2度目は鑑賞した。小原乃梨子の甘くてセクシーな声が、また違ったジョルジアで堪能できて楽しい。
教授達が使う秘密兵器が60年代のゆるーくてチープな感じが、またノスタルジックでいい。リアルタイムで見たことがなかったが、アマゾンのおすすめリストと、他のレビュアーの方のレビューを見て購入。
笑えて、スリルもあって楽しめます。
★★★★☆
黄金の七人 (1965年 / イタリア )
SETTE UOMINI D’ORO/SEVEN GOLDEN MEN
監督: マルコ・ビカリオ Marco Vicario
出演: フィリップ・ルロワ Philippe Leroy
ロッサナ・ポデスタ Rossana Podesta
イタリア映画による、大泥棒のお話です。
軽快な音楽に美女。007を彷彿とさせるアクション。
ジョージ・クルーニーGeorge Clooney版の「オーシャンの11人の仲間」の古いイタリア式みたいな感じです。
笑えて、スリルもあって楽しめます。
カストロみたいな軍事指導者も手玉にとられていて、くすぐります。
小宮山隆央
日本語吹替
★★★★★
ここ最近、吹き替え音声を収録してDVDが再発売されるというケースが多くなってきました。
吹き替えファンにとっては大変嬉しい限りですね。
記念すべき、黄金の七人の第一作にして、最高傑作。
内容に関しては、語り尽くされていると思いますので、再発売版の仕様について書かせて頂きます。
既発売版のDVDも画質は良好でしたが、さらに画質が綺麗になっています。字幕は日本語のみ、英語吹替が無くなり、イタリア語と日本語吹替の音声が収録。
画面もスクイーズ収録になっていますで買い直しても損は無いと思います。
お洒落&お色気たっぷりの見せ場で描く泥棒映画!
★★★★☆
☆泥棒映画と言うジャンルは多数製作されているが、この作品は誠に愉快で面白い。頭脳明晰な教授フィリップ・ルロワと、謎の女ロッサナ・ポデスタ、更に6人の男達を含めた7人組が厳重警備のスイス大銀行に納められている、7トンもの金の延べ棒強奪作戦を企んでいたのだが、儲けを独占するために仲間を出し抜こうとする者がいた…。というのが、大体のお話だが、お洒落な話術を織り混ぜて進んでいくストーリー運びの上手さには舌を巻く。最初の内は仲良く手を組むが、後になって裏切ろうとする、泥棒映画ならではのお決まりでもある、だまし合いを軸とした展開には、ご機嫌な気分にさせられる。スイス銀行から金の延べ棒を強奪する大がかりな作戦計画のスリリングな描写もかなりリアルで嬉しくなった。セクシーなお色気を絡めた見せ場も満載で大いによろしい。約90分の手頃な短さに要領良く賑やかにまとめた、監督である、マルコ・ヴィカリオのイタリア映画ならではの、颯爽とした、気持ちの良い演出も上出来。娯楽主義のアメリカ映画ではこういう味のある雰囲気は絶対に出せないでしょう。この映画の音楽を担当した、アルマンド・トロヴァヨーリの有名な音楽&テーマ曲も作品を盛り上げている。泥棒エンターテイメントの中でも最高の満足作であり、ゴージャスな楽しさが味わえる極上のコメディ活劇です!☆。