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秋山好古―明治陸軍屈指の名将 (PHP文庫)

価格: ¥780
カテゴリ: 文庫
ブランド: PHP研究所
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秋山好古を知りたい人にはお勧め ★★★★★
 秋山好古に関しては、絶版本を含め何冊か読んできたが、本書はほぼ全てのエピソードを網羅しており、文章も硬すぎもせず、柔らかすぎもせず、秋山好古を知りたい人にはお勧めの書ではないかと思う。本書だけで秋山好古が生まれてから亡くなるまでの一連の生涯を知ることができる。
 こんな凄い人たちが我々日本人の先輩として存在したことを誇りに思うと同時に、このような人が現代の日本にいないことを嘆く。
好古閣下、おもしろすぎます! ★★★★☆
四国が排出した偉人には共通した所があり、好古の無頓着さはもはや坂本竜馬級。 
必ず笑える逸話をいくつも持ってる、豪胆知将、結婚したい男NO.1です。
(実際結婚したらかなり苦労するだろうが)
弟・真之を口減らしの為に寺へやろうとした両親に、
10歳の好古が言う、「赤ん坊を寺へやったらいかんぞな。 おっつけ〜〜」と
言うくだりで、好古の根底に流れる「人に対しての愛情」を生来持っていた事が伺えます。
この愛情が、日本騎兵隊の父と呼ばれるに至る組織編成力や、
実戦における戦上手に活かされていったのも、この本にて読み解けます。
その人生は教職に始まり、陸軍を経て、教職で終わった、という所が、
この秋山好古の人間としての崇高さを現わしているようです。
最後の古武士、その堂々たる生き様 ★★★★☆
 最近NHKで坂の上の雲が実写化され、定期的に放送されることとなったそうだ。高校時代から、「坂の上の雲は面白いぞ」と父に薦められていたが当時はさほど興味が無かったので与えられても読まないで放っておいた。
 今になって、急に読書が楽しくなり、坂の上の雲のプロレゴメとして読んでみようとこの本を注文した。読んで驚いたのが、秋山好古は堅実な性格である半面、チャーミングなところもあったこと。フランス留学時における「欧州四谷怪談ぞな」のセリフは、ショッキングな場面においても、ユーモアで交わすセンスが彼に有ったことを証明している。一冊の本であるが、興味深い要素がたくさん詰まっているので、内容の良さは十分に保証できる。近年の日本に否定的な見解を刷り込まれている現代人へ向けられた本でもあるだろう。
 しかし、戦闘の舞台となった支那大陸各所の地名は、日本人にとって馴染みの少ないものも多いので、きちんとルビをふってもらいたかった。
秋山好古の人柄が伝わる ★★★★☆
司馬遼太郎の「坂の上の雲」を読んで、もっと秋山兄弟のことが知りたくなりこの本を読みました。より、秋山好古の人柄が描かれており、読んでいる途中で何度も涙しました。こういった本を小・中学生の時に推薦図書として紹介してもらえれば、もっと自分の国(日本)の歴史も興味をもって勉強できたと思います。 私に子供ができたら絶対勧めます。
弟もすごいが、兄もすごい ★★★★☆
江川達也著「日露戦争物語」に出てくる、真之君の「コワイお兄さん」秋山好古の本です。

「日露戦争物語」がどのような形で進行していくのかそれは謎であり、また楽しみでもありますが、多分脇筋となる好古の陸軍生活、日清・日露戦争従軍、そしてその人となりが書かれ、お兄さんファンの方には恰好の参考書になるでしょう。

すごい才能と豪胆にあふれる人です。でも意外とおちゃめな一面もある人でした(笑)。