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Sapira's Art and Science of Bedside Diagnosis

価格: ¥9,127
カテゴリ: ハードカバー
ブランド: Lippincott Williams & Wilkins
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feelingが合えば、学術書も極上のentertainmentとなりうることを示してくれる良書 ★★★★☆
 哲学書。しかし、小手先の診察技術を羅列しただけの類書とは全く次元の異なる深みを有する書。
 おそらくその深みをもたらしているのは、全体を貫かれている筆者達の“患者が全ての中心(『全宇宙 universe』という記載がなされている)”という精神だろう。この精神がなければ、我々の行なう病歴聴取・身体診察は、ただの機械的なプロセスにすぎないといっても過言ではない、ということを、いやと言うほど思い知らせてくれる。
 勿論、各項目の内容の深さは類書の比ではない。表面的な(そして常にうつろいゆく)感度・特異度・尤度比だけでは語られることのない、それらの所見が見出された背景・その所見が持つ意義にまで言及される。
 初学者がこれと格闘するのは相当大変だと思う。英語は決して平易ではないし(真の知識人が自分の全てをこめて記載した本だから、ラテン語は飛び交うし、見たこともない英単語も多い…)、図は必ずしも親切ではないし、なぜここでダビデ像? と思うこともままある。でも、内科医として遥かな高みに昇るためには、避けて通ることの出来ない道を示してくれる、これ以上ない道標ではないだろうか。
上級者向け でも、通常の診断学本にないものがある。 ★★★☆☆
第1版から買い続けて、第3版となった。Sapiraは他界し、Orinetが執筆者となっている。でも、基本的な構造、個性的な写真や図はそのままだ。彫刻、特にミケランジェロ好きにはたまらないだろう。
文字が多く、写真も白黒。今はやりの感度特異度の記載はあまりなく、むしろそれぞれの所見の病態生理学的な背景などに多くが割かれている。また、眼底検査のところには「どうやって患者の協力を得るか」という項目があり、「まぶしくないですよ」といってはいけない。難しい講義をぶってもいけない。にこっと笑って「ちょっとまぶしいんですよ。少し暗くしますね」と初めること、などと、読んでいて感心するような記述もある。
上級者向けではある。でも、身体所見が好きな人にはたまらない本だ。
Physical Exam.の最高峰 ★★★★☆
BatesやMosbyなどの代表的な教科書に比べ写真や絵が圧倒的に少ないので、最初に買う本ではないですが、 身体所見については感度、特異度も含めかなり詳しく書かれている。第一版に比べて最近のデータも載っています。