誰でも楽しめるお店から、あこがれのお店まで♪
★★★★☆
「小山薫堂」と聞いて「どうせ美味しいものばっかり食べてるんでしょ」とスネてしまう貴兄に贈る、幸せグルメ本が本書「人生食堂100軒」。
雑誌dancyuに掲載された数多くのお店から100軒の幸せを厳選♪
どこから読んでも、どこで読み終えても、そして何度読み返しても、おいしい幸せに出逢える本。
掲載されているのは、決して予約不能な非現実的なところばかりではないところが嬉しい。
実はいつも行っていたお弁当屋さんが載っていたり…
実ははいつも気になるだけで目の前を通り過ぎていたお蕎屋さんが載っていたり…
そしてもちろん、いつかは行ってみたいあこがれのお店の味も紹介されている♪
今日の外食に困ったら…
迷わずこの本をパラパラ〜とめくれば決まり♪
うらやましすぎます
★★★★★
紹介されているお店にこだわりが見える、しかもそれぞれに品がある。
著者のこだわり、店のこだわり、料理へのこだわりと、
いろいろな「こだわり」が見え隠れする本だと思う。
パラパラめくっているだけでも幸せな気分になれる。
また著者の解説文をパラパラと読んでいてもうらやましさはあるが、
嫌みな感じがしないのもいい。
本当にお店が好きなのが伝わってくるのがいい。
あるお蕎麦屋さんでのエピソードで山本益博さんとの話があったが、
個人的にはそこが「してやったり」。
悔しがる著者に思わずにんまりした。
一食入魂とはだれとどういう風にたべるか
★★★★☆
「一食入魂」とは
店や料理人に「感情移入」して一緒に食べる人と楽しむ
ことのようだ。
その店の味以上に作る人や雰囲気を
直感で選ぶことを楽しんでいる。
あー行きたい!食べたい!
でも、自称ベジタリアンの私が食べられるお店は意識されていない。
☆1つ減じた理由
全国を食べ歩きできていいご身分へのジェラシーです
dancyuの連載「一食入魂」の単行本化、ただし100軒だけ! でも、ミシュランより面白い。
★★★★☆
食べることは生きること、人生そのものである。
日々の暮らしの中で、どこで、だれと、何を食べたのか。
こうした1食、1食の積み重ねが人生である。
dancyuに連載された小山薫堂氏の日記風エッセイ「一食入魂」
約600軒から、
小山薫堂氏が「愛する100軒」がセレクトされた本である。
A級グルメから、B級、C級グルメまで、
カバー範囲の広さはミシュラン以上。
小山薫堂氏のユーモア溢れる感性で紹介された100軒は、
どの店も輝いている。
大袈裟に言えば、人生は食(or食堂)との出会いである。
ほのぼのと幸せが感じられる本である。