文系にはツライ
★☆☆☆☆
本屋でパラパラと見たのですが、
事前の説明がなく、いきなりm、nとかが出てきて、計算が進んで行きます。
例えば割り算。
1322人の人を、27の教室に同じ人数をなるべく多く入れるとしたら、教室に何人入って、何人あまるか。
と例文があるのですが、次のページで、nを自然数、mを非負の整数とすると…となっており、いきなり数式が出てきます。
せっかく例を出しているのだから、この問題の例だと、nは何になり、mは何か。
(多分、nは、1322人のことか?)との説明が抜け落ちています。
文系にとって、この部分が何かと言う細かい説明がないと、なんとなくは分かっても、数式が理論として頭に入りません。考えろと言うことなのかもしれませんし、そこまで説明すると、非常に読みにくくなるのかもしれませんが…。
あと、聞いたことの無い言葉の読み方。
等分除、包含除とかが出てきますが、振り仮名がないので、読めません。
その辺りがしっかりしていれば、すごく良い本になったと思います。