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グローバリズムが世界を滅ぼす (文春新書)

価格: ¥896
カテゴリ: 単行本
ブランド: 文藝春秋
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後半に小泉・安倍内閣の総括を短文にて掲載 ★★★★★
政府の財政を一家に例えれば、米ドルは屋外の仕事で得る給与です。日本円は、米ドル貯金額に合わせて家族間のみで使用する商品券のようなものです。家族間に莫大な借金があっても、他人が見ればこの家は貯蓄過多です。初めてタブー視されていた小泉・安倍政権について短文明確に総括しています。政権延命と特権階級創設したいがための構造改革でした。政策の失敗は、市場原理や民間人によるもので政府公務員の責任ではない。既得権益打破といって将来の特権階級者を絞る。戦前の公務員貴族を復活させたいのです。政府が公務員の面倒しか見なくなって以後、景気悪化、貧困者やその予備軍の増大、大災害事故の連発、です。市場原理とは、組織ではなく個人に全権委託することです。個人間で出来ることは限られ、月日が経つほど国家組織レベルが低下していくのも当然です。市場原理の究極は、国民を縄文や弥生時代に引き戻すことだったのです。小さな政府ではなく大きな政府を目指すしかないのです。大きな政府にする目的は、海洋資源開発と人口島の建設です。この目的は半永久的に達成できないため、他国を侵略することも迷惑をかけることもありません。これが日本の未来です。
購入して良かったです。 ★★★★☆
購入して良かったです。