江戸情緒の花 長谷川時雨作品集
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(長谷川時雨について)
長谷川時雨は、一八七九(明治十二)年、日本橋通油町に生まれました。源泉小学校という代用小学校に通い、十九歳で結婚しましたが、十年の後協議離婚しました。その後作家として自立し、女流劇作家の第一人者となります。大正期には「美人伝」の著者として有名となり、昭和期に入り「女人藝術」を創刊主宰し、女流作家の発掘につとめました。三上於菟吉の内縁の妻として、彼を支えたことでも有名です。一九四一(昭和十六)年に死去しました。代表作に「美人伝」「旧聞日本橋」などがあります。
(この作品集について)
この作品集には長谷川時雨の作品を青空文庫より収録してあります。
収録の順序は、最初に江戸情緒溢れる「旧聞日本橋」の二十五編を収録し、次に残った作品を一九〇九(明治四十二)年から、一九四一(昭和十六)年まで年代順に収録してあります。
(古典教養文庫について)
古典教養文庫は、日本のみならず広く世界の古典を、電子書籍という形で広めようと言うプロジェクトです。以下のような特長があります。
1、古典として価値あるものだけを
これまで長く残って来たもの、これから長く読み継がれていくものだけを選んで出版します。
2、読みやすいレイアウト
文章のまとまりを、適切な改ページで区切って、Kindleはもちろん、iPhoneやAndroidなどのスマートフォン、iPadなどのタブレットでの読書に最適化しました。また索引を付けましたので、目次から直接アクセスできます。
青空文庫をベースとしている場合も、適切に処理してありますので、そのまま青空文庫の物をダウンロードして読むよりも格段に読みやすくなっています。
3、美しい表紙
プロのデザイナーによる美しい表紙をつけました。書籍と関連づけられた美しい表紙で、実際の本を読むような感覚に浸れます。
4、スピーディーな改版
紙の本と違い、誤植の修正や改訂などすぐに対応でき、刻々と進化を続けます。
5、手に入れやすい価格
「価値ある古典こそ低価格で」のモットーから、古典教養文庫は、一番高い物で300円で、そのほとんどが100円となっています。