起業のリアル
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「理想はわかった。でも、どうやって稼ぐの?」
LINE、スタートトゥデイ、ユーグレナ、リブセンス、ライフネット生命、テラモーターズ……。
ポスト・ホリエモン世代のベンチャー社長16人に、日本で一番有名なジャーナリストが容赦なく突っ込む。
彼らの生い立ち、挫折、決断、そして新しい金儲けの哲学が詰まった一冊。
「若者世代の起業家といえば堀江貴文、というイメージはすでに古い。
いま活躍している起業家たちの多くは80年代前後生まれで、堀江より一回り近く若い。
いわば“ポスト・ホリエモン世代”だ。
行儀が良くて堅実、そして社会を変えたいという理念で動いているというと、優等生すぎて物足りなく感じる人がいるかもしれない。
ところが実際に彼らに会って話を聞いてみると、堀江に負けず劣らず発想は強烈だし、個性も強い。
目立つとおとなたちを刺激してしまうので戦略的に行儀よくしているだけで、
やはり彼らも、生きるか死ぬかのビジネスの世界で泥にまみれつつ、すさまじい勝負を繰り広げている。
僕は年を取って柔軟な思考力を失ってしまったせいか、ニュースを聞くだけでは、
彼らのビジネスモデルや、それが生み出す新しい価値についてよくわからないところがあった。
だから僕は自分の恥をさらすことをいとわず、懸命に話を聞いた。
本書は、僕と彼らの真剣勝負のドキュメンタリーである。 田原総一朗」《まえがきより抜粋》
【目次】
◆第1章:儲けを追わずに儲けを出す秘密
LINE社長 森川亮
◆第2章:「競争嫌い」で年商1000億円
スタートトゥデイ社長 前澤友作
◆第3章: 管理能力ゼロの社長兼クリエーター
チームラボ代表 猪子寿之
◆第4章 2020年、ミドリムシで飛行機が飛ぶ日
ユーグレナ社長 出雲充
◆第5章: 保育NPO、社会起業家という生き方
フローレンス代表 駒崎弘樹
◆第6章:単身、最貧国で鍛えたあきらめない心
マザーハウス社長 山口絵理子
◆第7章:現役大学生、途上国で格安予備校を開く
e‐エデュケーション代表 税所篤快
◆第8章:74年ぶりに新規参入したワケ
ライフネット生命社長 岩瀬大輔
◆第9章:上場最年少社長の「無料で稼ぐカラクリ」
リブセンス社長 村上太一
◆第10章:四畳半から狙う電動バイク世界一
テラモーターズ社長 徳重徹
◆第11章:目指すは住宅業界のiPhone
innovation社長 岡崎富夢
◆第12章:30年以内に「世界銀行」をつくる
リビング・イン・ピース代表 慎泰俊
◆第13章:ハーバード卒、元体育教師の教育改革
ティーチ・フォー・ジャパン代表 松田悠介
◆第14章: 四重苦を乗り越えた営業女子のリーダー
ベレフェクト代表 太田彩子
◆第15章:二代目社長が狙う「モバゲーの先」
ディー・エヌ・エー社長 守安功
◆第16章:ITバブル生き残りの挑戦
サイバーエージェント社長 藤田晋
◆特別対談:五年後に花開く、商売の種のまき方
堀江貴文