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長い家路〈上〉

価格: ¥700
カテゴリ: 単行本
ブランド: アカデミー出版
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あまりに暗い ★☆☆☆☆
彼女の作品は色々読んでいますが、本作は余りに暗すぎます・・・
虐待されることも然り、その後もずっと最後まで暗い。
タイトルがLong way homeなのも納得です。

どっぷりと暗い世界に浸りたい方にはお薦めですが、内容も展開がミエミエな箇所が多々ありますので、彼女の作品としてはあまりお薦めしません。
感動です!! ★★★★★
主人公の先の人生が気になり、一気に読んでしまいました。
後半は涙が止まらず、すごく感動しました!
他の人にも、是非とも読んで欲しいです。
考えさせられました。。 ★★★★★
前半は、主人公の幼いガブリエラが母親から受け続ける、耐え切れぬ程の虐待に、
読んでいて気分が暗くなってきてしまいましたが、後半は心に深い傷を持ちながらも、
苦悩を乗り越えていく姿に、どんどん引き込まれていきました。
どんなに苦しくても生き続けるヒロイン ★★★★★
ガブリエラは幼い頃から母親エロワから壮絶な虐待を受け続けていた。父親のジョンはエロワをなだめつつも傍観者となり、誰もガブリエラに救いの手を差し伸べてくれなかった。そしてある日ジョンはとうとう家を出て行き、エロワはガブリエラにリノへ行くことを告げる。それはガブリエラにとって本当の人生が開ける瞬間となるのだが・・・

家庭という密室で行われる家庭内暴力。新聞でも日常茶飯事のようにとりあげられる問題だが、改めてその残酷さを考えさせられた。自分にとって一番の理解者であり庇護者である親、その親からことあるごとに傷つけられ、とうとう最後には見捨てられるガブリエラ。その彼女の心の痛みをどれだけ受け止められたかはわからないが、今回もまたダニエル・スティールの筆力に負かされてしまった。「Home」の意味を改めて深く考えさせられる機会を、この物語は与えてくれた。

どんなに苦しくても生き続けるヒロイン ★★★★★
とうとう自分を無心に愛してくれる男性に巡り会えたガブリエラ。初めて経験するひたむきな恋、そして初めて感じることができた人の肌のぬくもり。そして自分に宿った愛の結晶。幸せの絶頂にいた彼女を、非常な運命が襲う。・・・

ダニエル・スティールって、本当に幸せの絶頂からヒロインを蹴落とすパターンが多いなあ、と思いつつもヒロインに感情移入してしまって、そりゃないよ!と叫んでしまった。それでも彼女が描くヒロインは絶対にくじけない。どんな時も前を向いてまっすぐに生き続ける。そんな強いヒロインに憧れて、ダニエル・スティールの作品が好まれているのだろう。

今回もストーリーの運びは「ああ、ダニエル・スティールらしいな」の一言に尽きる。タイトルにある「家」とは何なのか、おおいに考えさせられた。