この本の魅力。どう説明しようか?
★★★★★
まだMaximaはド素人なので、素人視点で書いてみます。
全て読んではみたものの、頁の最初の方から1行ずつ例題を打ち込んでいます。
そうしないと、実際の意味が分からない...
序論で数学一般について書かれていて、群論の話まででてきているので大期待!
数理系出身の人ならば退いてしまわない程度の分かりやすさではあると思います。
ベースがLISPだという事が書かれていますが、何もCommon LISPの勉強からする事は無いでしょう。
知ってる分には、便利だとは思いますが。
「R」を使っている人には、
「データ解析環境「R」―定番フリーソフトの基本操作からグラフィックス、統計解析まで」を超える様な感じです。
そうでない人には、
数式処理を1から始める本です。「はじめての数式処理ソフト」よりも私はお勧めです。
(ちょっと高いけど、怯まないで!)
まずユーザー層を4つに分けています。
1)我慢強い方
Linux環境での使用をお勧め
2)軟派な方
KNOPPIX/Math(CDが付いてます)をお勧め
3)Windows派
Windows版を使えばいい(これは「はじめての数式処理ソフト」にCD付き)
4)Macユーザー(私はここだ 自嘲笑)
Mac OS XをUNIXで使わないといけない...
実はこのユーザー層は「1)我慢強い方」だそうです(笑)
うううむ、FINKを使えと書いてありますが随分とハードルが高くってきついな(笑)
随分と前に頑張って買ってはきた
「UNIX for Mac OS X」「プログラミング Mac OS X for Unix Geeks」
「Mac OS X ターミナルコマンド」などを読んでいかないと...
Maximaを使うための、当面の私にとっての敵は「Mac OS X」です。
実は「R」の時は操作性の違いから、Windowsに逃げてしまった私。
今度は逃げないぞっと。
<4)Macユーザーのインストール>
1)Mac OS X Pantherの私は、まず「Fink-0.7.2-Installer.dmg」をダウンロードしてきてFinkをインストール
2)「sudo apt-get install maxima」
で、何とかmaximaがインストールできました。 ふぅ...
3)「sudo apt-get install gnuplot」
で、gnuplotをインストール。apt-getは凄い!
<その他>
surf、Octaveも軽く説明あり