強引で雑なところがある
★★★☆☆
力添えを請う手紙を富豪から受け取ったポアロが、ヘイスティングスを伴って依頼者を訪ねると彼は既に殺害されていた。彼らの到着後には、第2の死体も発見される。犯人は誰なのか?2つの殺人はなぜ起きたのか?この作品では犯人にたどり着くためのヒントが十分に散りばめられていないようなので、犯人探しのパズルとして楽しめるか疑問です。事件そのものがミステリアス(全体像がなかなか見えて来ない)ですし、ヘイスティングスにロマンスが芽生えたりして、面白い点は多々ありますが、事件にあまりに多くの要素を盛り込み過ぎているので、話が強引で雑になってしまっていると思います。ポアロ作品の中では、それほど出来の良いものとは考えられません。しかし、これをベースに書き直しでもしていたら傑作になったかもしれないと想像させるものでもあります。
強引で雑なところがある
★★★☆☆
力添えを請う手紙を富豪から受け取ったポワロが、ヘイスティングスを伴って依頼者を訪ねると彼は既に殺害されていた。彼らの到着後には、第2の死体も発見される。犯人は誰なのか?2つの殺人はなぜ起きたのか?この作品では犯人にたどり着くためのヒントが十分に散りばめられていないようなので、犯人探しのパズルとして楽しめるか疑問です。事件そのものがミステリアス(全体像がなかなか見えて来ない)ですし、ヘイスティングスにロマンスが芽生えたりして、面白い点は多々ありますが、事件にあまりに多くの要素を盛り込み過ぎているので、話が強引で雑になってしまっていると思います。ポワロ作品の中では、それほど出来の良いものとは考えられません。しかし、これをベースに書き直しでもしていたら傑作になったかもしれないと想像させるものでもあります。