ちょっと簡単すぎるかな…
★★★★★
ポップなグラフィックと世界観で人気のツインビーシリーズ3作目。
おつかいに行ったグインビーがポコポコ大魔王という悪者にさらわれてしまい、
それをツインビーとウインビーが助けに行くという話。
映像やサウンドも大幅にパワーアップし、
ステージ構成やボスキャラ(クリスタル地蔵やウクレレ隊など)
もよりユニークになって、初めての人も従来のファンの方も楽しめる内容となっています。
ただ一つ気になったのはボリューム不足が否めない点。
全5ステージを攻略していくわけですが、「らくらく」モードだと
敵が弱すぎたり無敵アイテムがバンバン出たりしてあっという間に終わってしまいます。
「じごく」モードでさえ最近の弾幕シューに慣れた人なら一日もあれば
クリアできてしまうでしょう。ラスボスより面の方が難しい。
容量の都合か分かりませんけど、もう少しステージの数を増やすとか、
難易度を上げるとかしてくれていたらよかったと思います。
面白いだけに本当に惜しいゲームです。
ちなみに「らくらく」と「じごく」モードではそれぞれエンディングが違います。
サウンドが神懸かっている!
★★★★★
ゲーム自体これまでのシリーズ
(この作品以降のタイトルも含む)同様、
ポップな色使いのキャラ・背景などで
見ているだけでも楽しい♪
無論ボスキャラも前作:燃えろツインビーに引き続き
動き、攻撃方法、戦闘中の変化、倒した後のエスケイプ…
なかなか凝ってて笑かしてくれます♪♪
被弾して両腕が無くなる度に何度も救急車が来てくれるので
多少難易度が落ちてる気がしますし、
処理落ちでの「ちらつき」や「スローモーション」等が結構目立ちますが
それでも楽しさには変わりないので
「第一作にハマった!」
「アーケード版やそれ以降のシリーズ作品にハマった!」
という人には自信をもってお勧め出来ます。
第二作目である「燃えろツインビー」(ファミコンディスクシステム&ロムカセット)は
シリーズ中唯一の失敗作と言われていますが、
この第三作目である本作はかなり持ち直していて
これ以降のシリーズの足がかり的作品に仕上がっています。
発売時期が微妙(ファミコン末期)であるため
やったことがないと言う人も多いと思いますので
チャンスがあれば是非プレイして欲しいものです。
※ ※ ※
それと、ここが一番重要なポイントなんですが
この「ツインビー3」、サウンド…特にBGMが神懸かっていて
おそらくファミコンソフト全タイトルの中でも最高の出来!(と、僕は断言!)
な・な・なんと!モノラルで疑似的なサラウンドを実現しちゃってますっ。
このソフトにハマっていた頃、うちは
ボロッちいモノラルのテレビ(リモコンもなくチャンネルガチャガチャ方式)
だったのですが、このゲームをやりだした途端、
そのボロテレビが立体的な音響をかもし出す(もちろん疑似的にですけど)
ではありませんか!!
子供だった僕はゲームをやりながら
不思議そうに何度もテレビの側面や裏側を覗き込んだものです(笑)
コナミの特殊チップを積んでいるソフトは数あれど
ここまでその性能を引き出せているファミコンソフトは見た事がありません。
というわけで…
ゲームをやる・やらない、
シューティング好き・嫌いに関わらず
このソフトのサウンドだけは要チェックです、
そして出来ればゲーム自体も楽しんで頂きたい!
とにかく、このファミコンソフト「ツインビー3」は
ゲーム史に名を残すタイトルである!と僕は信じて疑いません。
やりこみ系
★★★★★
名作シューティング・ツインビーの、
オリジナルあふれるベルシステムはそのままに、
グラフィック等を大幅にパワーアップさせた作品。
いかにノーミスで戦い続けられるか、
どんどんやりこみたくなる作品。