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下妻物語・完―ヤンキーちゃんとロリータちゃんと殺人事件

価格: ¥1,470
カテゴリ: 単行本
ブランド: 小学館
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映画を見てから読んで欲しい ★★★★☆
多数の人と同じく、映画(DVD)を見てからの読了。
もう完全に深田+土屋で脳内再生。とうちゃんも宮迫で、ばーちゃんも樹木で完了。警備員も阿部で決まり。
それぐらいDVDはインパクトがあった。あぁ、これが最終とは勿体無い。もっと暴れて欲しい。
二人のヒロイン、幸せにな〜れって心から思った。
「不便さや、手間暇掛けることこそが、贅沢ですものね」 ★★★★☆
高速バスに乗った桃子とイチゴ。そのバスにはイチゴの大先輩、亜樹美さんが乗っていた。亜樹美は暴走族「舗爾威帝劉(ポニーテール)」の元ヘッド、事故で死んだ旦那の竜司を納骨に行く途中だった。桃子がいねむりをしている間に亜樹美さんの連れのスキンヘッド男が殺されてしまい、イチゴが容疑者になってしまう。

犯人探しの体裁を取っているが、多分それはご愛敬。今回はイチゴの恋模様と桃子の独立に至るストーリー。
亜樹美さんの亡くなった夫、竜司はイチゴの初恋&失恋のお相手。今度は、昔竜司さんに世話になったというジャスコの警備員、セイジが登場。なにかというと桃子とイチゴに絡んできて、クサイセリフで翻弄する。何故かセイジは桃子の彼、ということになってしまい、セイジを好きになってしまったイチゴが桃子に妙な遠慮をして…

桃子のおばあ様がまた素敵。
「皆が思ってるより、人生は、生きることは、チョロいもんなのさ」
「親友の恋人でも好きになったら、奪い取っても構わないんだよ。友情と恋愛のどちらが大事かなんてことは、訊くほうが野暮だよ。恋愛に決まってるんだから。恋の為なら友達を騙したり、裏切ったり、ダシに使っても、神様は怒りゃしないんだよ」

左様なら。下妻。ど田舎。田んぼだらけの町――。
ひとしきり涙を流すと、私は立ち上がり、もう二度と見ることがないであろう田んぼ、田んぼ、田んぼ、田んぼ、ばかりが延々と広がる車外の風景を眺めながら、しっかり顔を上げ、気合いを込めて「パリコレ上等」と呟きました。

ヤンキーなのに抜けていて、どこか生真面目でまっすぐなイチゴ。不真面目で意地悪で憎まれ口を叩かせれば右に並ぶ者はいない。でも好きな事には不本意ながらも全力投球の桃子。2人揃えばボケとツッコミの漫才コンビ。とっても変な組み合わせの二人組。でもイチゴなしでは生きていけないのは桃子のほうでした。ちょっぴり胸キュン、乙女のストーリーです。
下妻物語 ★★★★★
映画でない事があって面白い話しでした!みんな読んでね!
殺人事件にする意味はない ★★★★☆
なぜ殺人事件なのでしょう??
それが分かんないけど、A-1だのC-11だの高速バスの座席表が延々出て来るのには正直閉口。時刻表トリックマニアだとうれしいのだろうか。分かりません。

前作の「下妻物語」より毒の部分が強調された感じで、桃子のひねくれ具合もイチゴ他ヤンキーな人々の保守的な世界観も、そこまで主張されるとPOPに読むのが難しい。

でも、結局最後には泣かされるのでした。
やはり桃子には「ついていこう!」と思わせるものがある。漢だぜ。

前作より読みにくかったので、星ひとつ減点。
さよなら下妻。もう帰ることはないでしょう。
再び イチゴ口調で ★★★★★
なんだかとんでもねー事件に巻き込まれちまったよ。まあ、あたいに容疑がかけられたことはちょっとばかりムカつくけどさ、あたいが夢見ていたヤンキーの王道・早婚もできそうだしよ、なんつってもさ、日頃「友情なんて信じない」とか云ってるあの桃子が何気にあたいのことを救ってくれようとしたんだ。感動したね。それにしても桃子のやつ、最後あたいが消えてから一人であんな有様になりやがって…乙女なやつ。
こんな事口が裂けたって云えねーけどさ、あたいは桃子と出会って良かったと思ってるよ。今まで別人種だと思ってたロリータはさ、結局あたいらヤンキーとモチベーション(ん?頭いいやつの言葉だな)が一緒なんだ。その事を教えてくれたのが桃子との出会いだったってわけさ。
ボロは着てても心は錦、下妻住んでても心は乙女!