あの イチローも子供の頃
★★★★★
読売新聞(2009.1.25付朝刊文化面)の『乾いた社会に潤いを』の見出しに惹かれ購入。一気に読んでしまいました。「世の中全体が分別を失っている。どこかで歯止めをかけなければ」との思いが、調査・研究・取材・実証を踏まえ「提言」へと渾身の著書となったのでしょう。源氏物語1000年、紫式部やイチロー選手も登場し、教育やビジネス、政治の世界へと幅広く示唆に富んだ、面白い内容でした。
囲碁文化は奥が深い
★★★★★
大変楽しく読ませていただきました。とても格調高く,囲碁の歴史や教育についての洞察が深く,感銘しました。平安時代の絵巻のような囲碁風景が浮かんでくると思うと,片や浮世の現役
政治家が登場し,著者の幅広い交遊関係とお人柄が忍ばれ,ほほえましく楽しくなりました。
丁寧で地道な研究・取材の結晶
★★★★☆
本書には、作者が政界で活躍された交遊関係の中での囲碁を通した興味深い人間観察、歴史上の人物にまで及ぶ丁寧で地道な研究、取材を重ねたことがわかる洞察がつまっていました。教育論まで至る示唆に富む内容で、囲碁を知らなくてもとても楽しめる内容でした。
政界の囲碁事情なども伺えて面白い
★★★★☆
書店の店頭では帯の「紫式部は有段者」のコピーが目をひきます。
著者は元・参議院議員。「荒廃日本」に信頼と自信を取り戻すために囲碁文化の導入を。そして乾いた国から潤いある国への再生。とうのが基調です。政界の囲碁事情なども伺えて面白い。(2007年末に打たれて新聞各紙にも取り上げられた与謝野馨−小沢一郎戦の棋譜も載ってます)