どうなのかな?
★☆☆☆☆
はっきり言って、面白いとは思えなかった。碁会所を開くも、あまり人が入らなくなったから、人を呼ぶために本を書いたという感じ。だから、この本を絶賛する人たちは、みんな著者の仲間かと思ってしまう。あまりほめすぎても良くないし、この題名で本を買いましたが、自画自賛するのは、いかがなんでしょうか?たまに著書自身が、書き込んで、褒め讃える人がいますが、これはやめてほしい。そう思わざるをえない本でした。
囲碁への情熱
★★★★★
筆者からは囲碁への強い情熱が伝わってきます。
囲碁の普及のため邁進する姿が素晴らしい!
定年後にこのエネルギーを持ち続けるのは立派。
時折、ちょっと暴走気味?と感じる部分も
ありましたが、最後まで楽しく読めました。
内久根孝一さんとのご縁に感謝!
★★★★★
▲注意▲どのページにも笑いのツボがうめこまれているので、電車で読むには
ちょっとツライかもしれません。
新入社員、これから新規開拓に燃える人、契約数に悩む営業マンにお薦めしたい
一冊です。最も感動した部分は、築地・魚河岸からの転身でした。直感で自分の
転機を悟り、自ら進むべき道をグー−ッと方向修正していく。
【少々無理矢理でもいいんだよ。有言実行に努めること。不言じゃダメだ、
そこからはなにも生まれない。】ドドーッと胸に響いた作者の言葉でした。
『出会い』を求め、『強運』を自ら創り上げ、『準備力』を磨きあげること。
超痛快!に生きるための極意を内久根孝一さんから学びとりました。
これらをさらに自分色に練りあげて、黄金の人生を目指します!
囲碁を次世代に根付かせようと、『碁と心』について説く内久根さん。ここでも
ユーモア満開でぐいぐいと人の心を惹き付けます。碁が脳に良いと聞けば、はい、
私だって息子に試したくなりますよ。逆風にも負けず、今後も夢のスーパーシニア
として、子供たちに囲碁の楽しみを伝授し続けてください。
背水の陣の私を勇気づけてくれた一冊。読んで爽快、囲碁よろしく。
超面白かった
★★★★★
巻擱くあたわずとはこのことか。 冒頭の碁会所引継ぎのための資金の相談を奥様にする場面から一気に読ませる。買った帰りの車中は勿論、テレビも見ずに、その晩のうちに読了した。
●まず面白い 洒脱な文章が随所に笑いを誘うが、これは筆者の考え方生き方が、終始プラス思考であり、超積極的なことに由来するようだ。勿論筆力があってのことだが。このような本の中では珍しいことであろう。
●並外れた行動力 碁会所のお客さんを広げるための、知人、友人あらゆる人に頼んでゆく。超一流企業であれ、霞ヶ関の官庁であれ毅然として折衝してゆく。世の起業家たちに大いに参考になるところだろう。
●囲碁普及への思いが熱い 囲碁を楽しむ人々の高齢化は避けられない。子供たちに囲碁の素晴らしさを知って欲しい。子供大会の無料開催や学校のクラブ活動への導入勧奨は多くの人を動かしてゆく
●住生時代のエピソードも面白い 天性に加えて現役時代の生保事業の中で一層磨かれた行動力と
積極性は素晴らしい。定年起業は現役時代の生き方が大きく左右することを感じさせる。
笑いの中に、起業、情熱、行動力いろいろ考えさせる快作となっている。
人生の達人の極意を知ろう
★★★★★
昔の若い人は人生の過ごし方について、例えばトルストイ「人生論」などを読んだものです。しかし抽象的でよく理解できないため、結局暗中模索で生き始め、最終的には後悔の人生になったものです。
今の若い人はこういう古典はもう読まないでしょう。そうすると手に取りやすく分かりやすい本が必要になります。本書はそういうニーズにピッタリの本です。
本書のキーワードは4つです。仕事と趣味の両立、仕事は現実と理論の融合、仕事も趣味も最善を尽くせ、誰かがどこかで見ていてくれるの4つです。
多くの人は会社員として人生を過ごすでしょう。おもしろくない仕事を割り当てられることが多分多いと思います。そのとき、おもしろくないまま惰性でやるか、おもしろくするか、が仕事の成功者となる分岐点です。著者は与えられた仕事の今のやり方を凝視します。そしてその意味を把握します。今そうやっているからには必ず必然的な意味があるのです。ただそれを理解しただけでは他の人を凌駕できません。次に理論的な考察を加えて改革を図る必要があります。このように著者の仕事観は現実と理論の融合からなっています。ここを押さえれば仕事の成功者となることまちがいなしです。
趣味の囲碁で多くの人と驚くほど充実した人生を著者は過ごしています。娘さんがオ^ストリア青年との結婚を許すのに囲碁がその媒介になるなどを見るとまさに「釣りバカ日誌」のハマちゃんの世界です。
最後に仕事も趣味も最善を尽くせ、と著者は主張します。そしてどんな不運なときでも誰かがどこかで見ていてくれると喝破します。われわれはこのことを頭では理解していますが、ついつい忘れがちです。この本に一貫して流れている思想はこういう基本的なことです。
基本を重視した現代版人生論がこの本です。若い人はまさに必読と思われます。