捏造の科学者 STAP細胞事件 (文春e-book)
価格: ¥0
第46回大宅壮一ノンフィクション賞 書籍部門 受賞!
誰が、何を、いつ、なぜ、どのように捏造したのか? このままの幕引きは科学ジャーナリズムの敗北だ。
「須田さんの場合は『絶対に来るべき』」
はじまりは生命科学の権威、笹井氏から記者に届いた一通の案内メールだった。「iPS細胞を超える発見」と喧伝する理研の記者会見に登壇したのは、若き女性科学者・小保方晴子氏。発見の興奮とフィーバーに酔っていた取材班に、疑問がひとつ、またひとつ増えていく。「科学史に残るスキャンダルになる」――STAP細胞報道をリードし続けた毎日新聞科学環境部。その中心となった女性科学記者が事件の深層を書き下ろした!