音源はやや古いリマスタリング盤（過去に出ていたレコードやCDからのオムニバス）です。
吹奏楽ファンにとっては定番曲ばかりですし、
価格も高くありませんから、もし所蔵していない音源があるなら
この値段なら買ってもいいな、という感じです。

中にはライブ演奏もありますから、
ホールの都合で音がまとまっていない録音があるのが残念。
なので☆３つです。

#レビューと直接関係ありませんが、コルネット吹きとしては
「ブラスバンド（ブラバン）」は吹奏楽とは別物（金管バンド）と考えますので
アルバム名に関しては個人的には×です(^-^;

演奏自体はどの曲も良演。気持ちよく聴くことができました。
しかし惜しいところは、複数の団体による収録だったのですが、「吹奏楽のための民謡」と「バンドのためのトッカータ」に関しては、すこしやかましく感じてしまったことです。ので、その点も踏まえて星4つにしています。

冒頭に収録されている「アルヴァマー序曲」は、人によれば少し早く感じてしまうかもしれませんが、僕は個人的に好きな演奏だったです。
「フェスティバル・ヴァリエーションズ」はホルン殺しの超難曲で名高いスミスの曲。ホルン吹きの人もそうでない人も、必聴です。