この著者のもう一冊の本も読んだのですが、どちらも読んでよかったです。
自分は転職をすることが多く、そのことに引け目を感じていたのですが、自分だけが悪いんじゃないんだと勇気をもらえました。
仕事で悩んでいる人や今の仕事をずっとつづけたくないと思っている人にぜひ読んでもらいたいです。面白かったです。

自分の天職ってなんだろう。
自分のホントにやりたい事ってなんだろう。

日々忙しく過ごす中で、ふと立ち止まって自分自身を見つめ直す
とても良い一冊だと思います。

ホントにやりたいこと、
やってみたいことに何かと理由を付けて逃げてきた自分。
自分には出来ないと決め付けてきた行動。
頭の中には知識はあるのに一歩を踏み出せていなかった自分。

『天職』だけに限らず、自分自身をじっくり見つめ直せる
きっかけになりました。

具体的な内容で分かり易い表現で書かれていて
中越さんの人柄と想いが伝わってきます。

老若男女、全ての人に読んでもらいたいな、と
思う一冊です。

今の現状に感謝しながらも、少しずつでも人生をより良いものに
していこうと進化を願う時、どうしても直面せざるを得ない
人生の壁がやってきます。

その壁にぶちあたった時に、自分でどういう生き方を選択をするのか？
人生の分岐点や転機での選択は、その後の人生のカタチにも影響して
くるので、これは、誰にとっても考えどころであり、決断のしどころ
だと思っています。

そこで、安定を考えた人生の選択をするのか？
「ここは、もう行くしかない。」と、その壁の中へ
突っ込んでいくような、リスクを自分からとっていくのか？

将来のことを真剣に考えている時、
「いきたいけど、やっぱり怖い。でもいきたい。」と
不安と希望が交互にやってきます。

この本では、数々の例え話や、これまでのカウンセリング事例などを
読みながら、今、自分がどの辺りで、気持ちや思いが、グラグラと
ブレてしまっているのか？ふり返るきっかけになる本だと思います。

これまでに、自分でも気づいていなかったことを
本や人の話を通して、自分で自覚しはじめた時に、
ようやく自分から変わっていけるのだと思います。

本には、具体的に「何をせよ！」ということは書かれていません。
しかし、著者の思いや志しに共感しているものにとっては、
自分の中にある勇気を感じながら、一歩を踏み出していく
タイミングを探っていける本だと思います。
中越さんありがとう。

誰でもが１度は仕事について真剣に考える時があるのではないでしょうか？

ただその時期が人によってかなり異なるのかもしれません。
子供の頃、中学、高校、１度職についた時、転職を考えた時・・・。

そんな時に、ふと手にした本のひとつがこのような本であれば
勇氣付けられ、目の前が開けてくるのかもしれません。

著者自身「やりたいこと」にチャレンジし、今があるとのことなので
心にスッと入ってくる語り口で話が進んでいくのが心地よく感じました。

やりたいことがわからずに迷っている方が読めば解決のヒントが
そのようなことは無縁と感じている方が読んでも、
いま一度、ご自身の仕事について考える絶好の機会が手に入るかもしれません。

中越さんの本を読んで、仕事の悩みについてどこに行ったらいいのか、
新たな視点をいただきました！

その時の、自分の仕事に対する思いの成熟度に応じて、心理カウンセラーさんに
相談した方がピッタリ来る！ということに気付きました。

今までは、仕事の相談は、てっきりキャリアカウンセラーのところに行くもの
と思い込んでいました。
でもそうでなくてもいいのですね！

実際、キャリアカウンセラーのところに行くには、あれがしたい、これがしたい、と
ある程度決めていかなければならないものかと思っていましたが、それ以前の、もっと
敷居の低い段階で、安心して話を聞いてくれる心理カウンセラーさんが居てくれるなんて、
とても頼もしく感じました。
無料のカウンセリングを受けるより、きちんと代金をお支払いしてカウンセリングを
していただくほうが、プロ意識も感じるし、相談する側も安心です。

本を読ませていただいて、相手のペースに合わせて、相談者の、働くことに対する
気持ちの段階、心の動きを、しっかり捉えていただけそう・・・
決して押し付けがましくなく、すっと心に入ってくる言葉は、働くことで悩んで
繊細になってしまった心にもやさしく響きます。
いきなり高みに押し上げようとすることはなく、少しづつ、少しづつ、その人に
合わせて支援をしてくださる・・・カウンセリング事例を読ませていただいて
そう感じました。

中越さんは、まだお若いのに偏ることなく様々な方面の勉強をされているように
著書から印象を受けました。
私のような素人にも分かりやすく、身近な例えを使って気付きをくださるのは
素晴らしいことだと思います。

カウンセラーにとって、理論家の勉強も大切だと思いますが、相談する側から見ると
それを持ち出されるよりも、中越さんの、安心して何でも相談できそうな雰囲気や、
お人柄の方が、よほどありがたいものです。

中越さんの著書との出会いに感謝します。
次作も期待してお待ちしています。

ありがとうございました。