もはや「あのSUPER BUTTER DOGの」という形容詞も不要だろう、永積タカシのソロユニットの1年2カ月ぶりの2ndアルバムである。プロデューサーに、LITTLE CREATURESの鈴木正人、WORLD STANDARDの鈴木惣一郎を、参加ミュージシャンにはツアーも共にしてきたPolarisのオオヤユウスケ、坂田学、クラムボンのミト、原田郁子らを迎えて、アメリカン・ルーツミュージックからアブストラクトな“純正日本の音響系”“まで、カテゴライズ無効な10曲が並ぶ。
収録曲には話題作も多く、小泉今日子のアルバム『厚木I.C』に提供した「きのみ」のセルフカバ―、BIKKEの詩集にあった言葉から派生したという「ステルトミチル」などが目を引く。シンプルな言葉にこそ宿る、リアリティに満ちた歌がいい。(石角友香)
聴いていて楽しい。
★★★★★
ハナレグミを知った初めての作品です。
あまり期待していなかったのですが、聴いているうちに、
だんだんと気持ちが嬉しくなったり、楽しくなったり、
切なくなったりというように、様々な感情を喚起する作品でした。
音が良質で、声はやさしく、
詞は素朴というのがその原因かと思います。
とてもステキで個性的で魅力的な作品でした。
特にドライブの時に聴くことをお勧めします。
春のドライブに、彼女のために是非CDを買っておこう
★★★★★
いきなり、韻を見事にふんだ、御機嫌ナンバーで始まるこのアルバムは、春のドライブに最適。勿論、一曲目だけが、素晴らしいのではない。4曲目には、いつまでも語り継がれるであろう「ハンキー・パンキー」が収められている。この曲で、僕は何度涙を流したか判らない。
兎に角、一度でもいいから、ハナレグミ「日々のあわ」を是非通して聞いて欲しい。
チルチルミチル♪
★★★★☆
チルチルミチル♪「心空」でほろり。
あら大変。
★★★☆☆
すっごいやさしい/まろやかな声。
そんな素晴らしい声が
アコースティックなサウンドに乗せて
響いちゃうのだからあら大変。
これは普段あんまり音楽を
聴かない人にも訴求力があると思ふ。
うた
★★★★★
君の泣いたり笑ったりが 僕のぬぐいきれぬ
傷だらけの日々に 色をそえてゆく
君といて 僕を知る
何も求めぬほどに 伝わる愛
何もかざらぬほどに 深まるライフ <マドベーゼ>
変わることをこばむのではなく
変われたことをほめたいんだ
傷を嘆くよりも
出逢えたことを歌いたいんだ <ハンキーパンキー>
この先君が どんなに変わってもいいよ
僕らまた笑って 話せるはずだから
シャララララ 歌ってた夜は もう明けてしまうよ
サラララバイと 手を振って 君とまた逢えるまで
僕も旅に出るよ <さらら>
このコトバ達に少しでも引っかかった人、
ハナレグミを聞いてください。
何だこのクサイ歌詞はと思った人も、
ハナレグミを聞いてください。
ここに書いたのは言葉ですが、ハナレグミの
“うた”を聞いてください。
必ずココロに届くと思います。