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イスラムのことがマンガで3時間でマスターできる本―日本人イスラム教徒が語る (アスカビジネス)

価格: ¥1,575
カテゴリ: 単行本
ブランド: 明日香出版社
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【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:ハッジ・アハマド・鈴木/著 出版社名:明日香出版社 発行年月:2002年12月 関連キーワード:ニホンジン イスラム キヨウト ガ カタル イスラム ノ コト ガ マンガ デ サンジカン デ マスター デキル ホン イスラム ノ コト ガ マンガ デ サンジカン デ マスター デキル ホン にほんじん いすらむ きようと が かたる いすらむ の こと が まんが で さんじかん で ますたー できる ほん いすらむ の こと が まんが で さんじかん で ますたー できる ほん、 アスカ シユツパンシヤ アスカシユツパンシヤ 0134 あすか しゆつぱんしや あすかしゆつぱんしや 0134、 アスカ シユツパンシヤ アスカシユツパンシヤ 0134 あすか しゆつぱんしや あすかしゆつぱんしや 0134 イスラム教徒だから語れる、本当の「イスラム教」「イスラム教徒」の姿。日本人だから語れる、日本人から見たイスラム教
イスラーム=中東ではありません! ★★☆☆☆
イスラームという「宗教」について学びたい人には、軽い気持ちで読めていいかもしれません。

(ただし、専門家・研究者の中にも一般人のために本を出している人が大勢います。
ステレオタイプや的外れな解説を避けるためにも、小杉泰『イスラームとは何か』(講談社現代新書)など、専門家の本をオススメします。)

しかし、「中東」「アラブ」あるいは「南・東南アジア」といった地域の政治・社会を知るために読むとすれば、かなりバッド・チョイスです。
なぜなら、この本は題名のとおり「宗教」という切り口からしかものを見ていないため、イスラーム以外の視点からは現地の文化・社会が全く見えてこないからです。

ご存じない方も多いですが、イスラーム教徒が最も多いのは、東南アジア(特にインドネシア)、次いで南アジア(インド・パキスタン)です。

つまり、いわゆる中東(アラブ諸国+イラン・トルコ)はイスラームの発祥地である一方、人口的には「イスラーム世界」のごく一部を成しているに過ぎません。
ところが、本書は中東こそが「イスラーム世界」そのものであるかのように解説しており、今やイスラーム世界の中心的存在であるアジアには全く目を向けようとしません。

「中東」を理解するに当たって、イスラームを理解することは不可欠です。
しかし、「中東」は本来、宗教や民族の「モザイク」であって、イスラーム一色に染まった単調な世界では絶対にありません!
キリスト教徒もいれば、宗教にあまり熱心でない世俗派もいますし、それぞれ独自の民族文化もあります。

日本では、アラブ・パレスチナ=イスラエル紛争やイラク情勢といった政治問題まで「宗教」の一言で片付けてしまう、非常にお粗末な中東解説が流行っていますが、世の中そんなに単純なものでしょうか?
政治・社会・経済・文化…いろんな面から多角的に考察することが必要だと言えます。
一面的 ★★☆☆☆
イスラムの基本的な生活や慣習について知るには手ごろで丁度良い。

しかしイスラムが何故世界における様々な闘争の渦中に置かれ、テロリズムの温床と評されているのかを知るためには情報が一面的で不十分。
生来イスラム教は(キリスト教なんかよりもずっと)他者に対して寛容かつ生命に関して高い倫理観を持っており、イスラム帝国は領土拡大の過程においても無益な虐殺行為を行わなかった、故に同時多発テロ以降イスラムが過激派集団と糾弾されるに至ったことについて著者は異議を唱えている。
歴史や現状の解説というよりは、米欧メディアが報道するイスラム像に対する一ムスリムの反論、言い分といった感じ。

読んだことによってイスラムに対する関心が高まったことは確か。
基本知識 ★★★☆☆
イスラムに関しての知識はないけれど、
これから徐々にその知識を掘り下げたい…という人のための一冊。

本書のタイトルに「マンガで3時間でマスターできる本」
とは書いてあるものの、挿絵があまりパッとしないのが残念。
入門の入門 ★★★☆☆
同時多発テロからイラク戦争にかけて、イスラームに対する関心は以前のそれに比して飛躍的に高まったと言える。しかし、近年出版されてきた中東・イスラーム関連の書物には、その表象部分を舐める程度のものしかなく、真にイスラームについて論じた書は数えるほどであった。

本書は、イスラームとは一体どのような教えであり、信徒は何を行動規範とするのかということを「マンガで3時間でマスターできる」をコンセプトとして、コンパクトに纏められている。

ただ、非常に簡略的なので、物足りない部分も出てくる。そのような方には学術的な部分でのイスラーム解説の書をお奨めする(例えば黒田寿郎氏)。

イスラームに興味を持ったという程度であれば本書で充分満ち足りるはずである。