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天使のいない12月 DVD-ROM版

価格: ¥9,240
カテゴリ: Windows 98
ブランド: リーフ
Amazon.co.jpで確認
ちょっとやばいゲームです。 ★★★★★
ゲームやった感想・・・それは想像以上のゲームでした。
かなり考えさせるゲームです。(ちょっと話が短すぎ!)

ちょっと気分が落ち込んでいる時にプレイしたから、一発でいってしまいました。
数日間は、かなり鬱な気分になります。(凹みます。)

ゲームのエンドが「ハッピーエンド」を期待しては駄目です。
そんなゲームが好きな人は、絶対に向かないゲームです。

いろんな方のレビューを読むと、明日菜さんのストーリーにあまりふれていません。
自分はこのキャラのストーリーが一番好きでした。
最初は「いいお姉さん」が、実は・・・。いやぁ〜怖いですね〜鬱ゲーは・・・。

とにかくちょっと悩んでみたい(?)人は、OKと思います。
ただしやるときは、気分がいいときに限ります。
(夜はやらない方が、いいのではないでしょうか。確実に翌日はブルーです。)
この退廃感が堪らない埋もれた名作。ただ人を選ぶ作品だとは思う ★★★★★
秀逸な作品です。若い世代、特に思春期寄りの心理描写、達観、冷め、無気力感、逃避、葛藤、といったものがとても上手く表現され現実的でリアリティのある作品で、決して明るかったりハッピーな作品ではありませんが、この退廃感が堪らない個人的にはとても好きな作品です。

タイトルの「天使のいない12月」というのもとても詩的ですごく余韻の残るような深いタイトルに私は感じます。私が若い世代ということもあるかもしれませんが、考えさせられるよりもどこか共感のようなものを感じます。18禁ゲームということでエロはありますが、それも上手く作品に消化しています。

もし心理描写抜きですごく客観的に淡々とこの話を描写したとしたら、どうしようもないガキの話になると思いますが、テキストがそれをうまく表現しているので作品に深みを与えています。全体的に見ると鬱な内容ということになるのかもしれませんが、(上手くいえませんが)鬱な内容があってもどこか救いや感動のある内容ですので、個人的にはすごく気が滅入ってしまうような内容ではありませんでした。

ただこの世の中を達観して斜めで見るような、諦めたり疲れてしまったような最近の若者の無気力感、心の奥底で感じる逃避感や焦燥感、といったうまくは言えませんが、そういったものを経験から理解できる人向けなのかもしれません(そうでない人は主人公に共感できず暗く鬱などうしようもない作品となってしまうかも)。そういう意味で人を選ぶ作品だと思います。

少々短い作品かもしれませんが、シナリオ、テキスト、画などクオリティが高く、個人的には埋もれた名作という印象です。おすすめ(ただどちらかと言うと若い世代の人におすすめの作品かも)。

あと個人的にはOPの曲「I hope so...」はサウンドも歌詞もとてもよく大好きな曲です(AQUA PLUS VOCAL COLLECTION Vol.3にフルバージョンが収録されています)。
VISTA非対応 ★★★★★
このソフトはいろいろ良いレビューがあり楽しみにしていていざプレイしようとしたら出来ませんでした…
どうやらVISTA上ではプレイ出来ないみたいです。注意して下さい
評価が分かれる、作家性の強い作品 ★★★☆☆
本作のライターさんが手掛けたTH2、ADのシナリオの「手放しのハッピーエンドを拒否する姿勢」がいまいち好きになれなかったので、この方が表現したいモチーフを知りたくて購入しました。

結論としては、本作は面白いと思います。
敢えて例えるなら、人情が売りの日本のホームドラマや舞台装置が壮大なハリウッドの大作ではなく、作家の個性を前面に打ち出した欧州映画を見ているような感じです。
それゆえ好き嫌いは分かれるところでしょう。
孤独は辛い。けれど他人との心の繋ぎ方が分からないから、とりあえず身体を繋いでみた。けれどもそれで直ちに心まで満たされるわけではない・・・
そんな、多くの人が青春時代に経験する愛と性の問題を、ヒロインごとに味付けを変えながらしっかり読ませてくれます。
音楽はさすがLeafといったところ。楽曲以上に、キャラクターや場面とのマッチングが素晴らしいです。

本作は鬱ゲーと言われることも多いようです。
確かに、どのシナリオも登場人物の全てが幸せになれるわけではないし、ヒロインとようやく心を繋ぐことが出来たか、繋ぐためにお互いがしっかり向き合う覚悟をするところで完結するので、決して明るいエンディングとはいえません。
けれど、主人公とヒロインの明るい未来が想像し得る点で、厳密には鬱ゲーではないと思いました(真帆シナリオは少し毛並みが違いますが)。

難を言えば、どうして主人公はこんなに斜に構えているのか理解しがたいこと、ヒロイン達の心の問題の原因について必ずしも説得力ある説明がなされておらず、「こんな闇を抱えている子です」といきなり結果だけ提示されたような感があることです。

ところで、TH2との関係ですが、私は本作でのこのライターさんの作家性は「あり」だと思いましたし、今後もこの方の作品には期待できると感じましたが、「ハートフル」なシナリオを前提とするTH2シリーズではやはり起用すべきではなかったと今でも思っています。
確実に人を選ぶ作品 ★★★★★
この作品は、ギャルゲーに対する思考を抜本的に考えさせられた作品です。

全ストーリー・全エンティングをプレイし終え、個人的な見解としてはこの作品には少なからず綺麗事は皆無です。

そういう意味ではある程度の人生経験や心にゆとりや覚悟が無ければ、耐えられない内容になっており、人によっては価値観を変えられてしまう作品ともなりうるかもしれません。

作品の主人公については、かなり斜めに現実と向き合っている所為か、リアルに共感出来づらいかもしれません

内容的には、主人公自身が思い描いていた人間関係は物語が進んでいくなかで状況の変化(主に肉体関係等)によって価値観の変化に苛まれる事になります。

ただ、そういった主人公の心の陰欝や葛藤を表現する演出は、評価出来ると思います。

作品のヒロインについても主人公同様に何処かズレています。
(主人公と似たような心に暗いモノが…。)

ストーリー進行上、ヒロインによってはギャップが生じますが
まぁ、人それぞれ見解の相違があるという事なのでしょう。

作品の主題歌やBGM等は素晴らしい出来具合でした。
ギターサウンドをベースにしているため、作品によくマッチしています。

CG関しては、流石の一言に尽きます。
(一種の芸術作品かと…。) 特に絵師はLeafの人気イラストレータ-、なかむらたけし氏とみつみ美里氏が担当されており、特にみつみ美里氏のファンである私は (なかむらたけし氏ファンの方、スミマセン)みつみ美里さんがこの作品の担当絵師と知ったときは大変嬉しい限りでした。

しかし、この作品は簡単に人に勧める作品ではないと感じています。

あくまでも明るく楽しい作品を好まれる方や作品にキャラクター萌えやシュチュエーション萌えを求められる方は止めておいた方が良いでしょう。
決してお勧め出来る内容の作品ではありません。

前文でも書いていますが、本当に人を選ぶ作品です。合わない人には徹底的に合いません。

現実の恋愛の様なリアリズムに満ちた作品を希望される方は良いかも知れません。
“きみが望む永遠”や“水夏”又は“何処へ行くの、あの日”等をプレイされ、満足された方は購入してはいかがでしょうか。

最後になりますが、長々と滝の様なレビューでスミマセン。
※閲覧有難う御座います。