「論語」が現代人に生きる。
★★★★☆
今、安岡定子さんの「論語の素読」が注目されている。
日本の精神は、新渡戸稲造(にとべいなぞう1862〜1933)の『武士道』とも言われていますが、江戸時代から藩校や寺子屋で多くの武士や庶民に教え伝えられた中国の思想家・孔子の「論語」が、日本人の基本的な精神を育んできたように、僕は考えます。
『15歳の寺子屋 みんなの論語』は、現代語訳と解説、漢字にもふり仮名(ルビ)があって、とても読みやすくなっています。
学校で、毎朝3分の「論語の素読」の時間、そして、毎日1時間の読書が「時間割」の中に期待される。
安岡定子さん(1960年生まれ)は、陽明学者・安岡正篤(やすおかまさひろ1898〜1983)の孫娘である。
『みんなの論語塾』のp13には、祖父と家族の貴重な写真、定子さんが母親の後に隠れたカワイイ写真です。
NHKラジオ第1「ラジオビタミン」の金曜日「ときめきカルチャー」で、不定期に「安岡定子の親子で論語」が放送されています。
この番組で、安岡定子さんを知りました。