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やればできる―まわりの人と夢をかなえあう4つの力

価格: ¥1,500
カテゴリ: 単行本
ブランド: ダイヤモンド社
Amazon.co.jpで確認
自分は共感できないかな ★☆☆☆☆
香山さんへの反論っていうけど、この著者のテーマの選び方や出版ペースなどを見ると、正直ネタにできるなら何でもいいのかなってちょっと思ってしまいます。「やればできる」と言われても…。あれもこれもじゃなく、本当に書きたいことだけ書いてほしいです。
適度な「成長への意欲」と「あきらめ」を ★★★★☆
自己啓発・自己分析の本としては、この類の本をたくさん読んでいる人には、何一つ目新しいモノはないので、読む価値はないでしょう。けれど、あまり読んだことがないという人には、読みやすくバランスが取れている良書だと思います。

また、この類の本は、中身はどれも同じなので、「誰が書いたか?」というのが重要になると思います。というのは、30代で離婚経験があり、かつ社会的に成功している「女性」が書いたという「成功本」として考えれば、社会の成功者にこうした「仕事をしている女性」が出てきたという代表例でもあると思うのです。似たような「やればできる!」という価値観は、近代資本主義社会の立身出世の基本的価値観で、キリスト教の倫理や資本主義社会で成功するための倫理を世俗化(セキュラリゼーション)した古くはアメリカののベンジャミンフランクリンの13徳に始まって、日本の福沢諭吉の『学問のすすめ』など、その基本的原理は100年以上昔から不変・普遍の原則です。それを、現代日本社会において、仕事をしている男性ではなく「仕事をしている女性」が強く訴え出るということにとても興味深く思います。ある種のパワーシフトがあるんでしょうね。そもそも女性が、なかなかこういた「自己啓発の基準や倫理のあり方」の基礎的原理に触れることはあまりなかったと思いますので、この読者に女性が多いであろうと仮定すれば、それはとても意義あることでしょう。今後、さらなる女性の社会進出は、成熟した社会の基礎であるのですから。

ただし、それとは別次元の問題として、この近代社会で「もっと頑張る」ことに本当に意味や意義はあるか?という設問は、重要です。古い男性原理が、まだまだそれでも生きている日本社会で、女性のこうした成長へのコミットは、ストレートに教育問題ともリンクするからです。「がんばる」ことにマクロ的な価値があるのは、社会が経済的に高度成長している時だけです。ベーシックなトレンドどして、頑張って成長率が2-3%の日本社会で、「頑張ったことがあまり報われない」社会の前提があるにもかかわらず、頑張ることを推奨することにどれだけ意味があるか?というのは問われるべきことだと思います。「頑張らない成熟や幸せのあり方」を模索する、というトレンドも重要でしょう。

また「動機のエネルギー」の初期値の差、という問題もあると思います。だれもが、カツマーのような「やる気と気合い」に満ちあふれ、かつ頑張ってそれがかえってくれるだけの「初期値」があるとは限りません。慶応大学を出て、会計士の資格を持ち、外資系のエリート会社に勤めるという時点で、初期値が平均からすると、全然違います。女性の読者では、まだまだ専業主婦がスタート地点という人も多いでしょう。頑張って、それがかえってくる「率」というものは、才能や能力や生まれの環境にかなり依存します。スタート地点がかなり高い人の意見は、必ずしも当てにはなりません。勝間さんの「仲間といっしょ」にという姿勢や倫理のあり方は、それとは別次元の問題なので、僕はとても賛同しますし、いい話だな、と思いますが、それは所詮、勝間さんの「自伝」でもあるわけです。才能があった人が、自分の傲慢さに気づいたという自叙伝として考えられます。それは、極端なことを言えば、「才能があった」「初期値が高かった」からできたんでしょう?という反論になかなか抗せないと思うのです。ロールモデルとしては、一般化しにくい。だから反論を呼ぶのでしょう。

とはいえ、個人的にそうは言っても、人生は勝負であることは否定できないし、がんばらないと何も自分の環境は改善しないし、そのためには仲間と心のベクトルを合わせていく姿勢が重要なのは、社会で生きていく普遍的原理なので、僕はまったく反感を抱きません。個人的に、彼女の「いろいろな意見を聞こう」という姿勢は、いい人だなーと思います。専門家ではないので、意見を鵜呑みにはできないという但し書きはつきますが。まぁ、受け取り方は読者がおかれている文脈でかなり変わるでしょうし。読む価値がどこまでるかというのは、読んでいる本の量によると思いますが、こういった成功本や自己啓発の類を「読んだこと無い」人であれば、とてもお薦めです。読んだことある人は、特に必要あるとは思いません。

ちなみに、とはいえ、勝間さんの本と香山さんの本は対極なので、いまの時代の論争点としては面白い対立なので、比べて読んでみると面白いと思います。これからの人生をうまく幸せに生きるコツは、勝間さんのような「やる気」の部分と、香山さんのような「あきらめ」の部分のバランスだと思うからです。人生は、頑張り過ぎはよくないけれども、あきらめすぎも良くないと思います。


買って損しました・・・ ★☆☆☆☆
最近何かと話題の勝間和代さん。
まだ彼女の書いた本を読んだことがなかったので、
本屋で見かけたのをきっかけに購入し、読んでみましたが、
買うんじゃなかったと後悔しました。

まず、プロローグが長すぎる。
勝間女史がいかにして、周りの人間に助けられ、成功したかと
いうことをただひたすら延々と書いてあり、プロローグを
読み終わる頃には、かなりげんなりしてました。

次に固有名詞に対しての説明が少なすぎる。
長い長いプロローグをやっと読み終えたと思ったら
今度は聞いたこともない固有名詞
(ストレングスファインダーやMBTTなどなど)が次々に
出てきて、勝間女史の本を初めて読んだ私には
さっぱり何のことか分からず、それに対して
説明も不十分で、これについては別の本を読んでください!!
と書いてあって、さらにげんなりとしました。

まだまだ細かい所を挙げたらきりがないですが、
総じて勝間女史の自慢話を延々と聞かされたようで、
全く共感できず、読む前は勝間女史に対して
ニュートラルだった気持ちも「嫌い」にシフト
してしまいました。

もうこの人の本を読む気にはなりません。
久しぶりに買って後悔した本でした。
勝間さんを見てると、疲れちゃう人もいるんじゃないですか。 ★★★★☆
「私は努力至上主義者ではありません」とおっしゃいますが、
そのあまりのポジティブさ、元気120%に、ついて行けないよ!
と感じる人も多いのかも知れません。

「やればできる」「小さな改善の積み重ねで限界の範囲を拡げるのだ」と言われても、
「ほっといてくれ、私は努力は嫌いだし、人に流されて生きたいのだ」と思うでしょう。

「がんばらなきゃ、置いて行かれるよ」と言っているようにも聞こえるので、
新自由主義者のように誤解されていますが、しかし、格差を努力によって
解消しよう、というのは、矛盾しているようでもあり、少なくとも
わかりづらいのではないでしょうか。

ちなみに、この本は、1.しなやかに自分を伸ばし、2.したたかに、
上手に努力することでコントロールし、3.へんか力で、常に自己革新を進め、
4.とんがって、自分の可能性を広げよう、と呼びかけている本です。
ブレないで下さい!! ★★★★★
最近の日本のデフレスパイラルの中で、これだけのリスクを取れる人は他にいないと思います。
著者の発言にはいつも勇気を与えられます。香山リカに同調する人=単なる負け犬のひがみ根性ですから
何を言われようと気にしないで、これまで通りの道を進んでください。応援しています。