戦前回帰 「大日本病」の再発
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『安倍政治が一政治家の資質に還元できる一過性のものではなく、
明治以来日本を深く冒してきた「種族の病」の劇症的な再帰であることを本書はみごとに解明した。
「病」は想像以上に深く、致死的だ。』
(内田樹氏による帯文より)
日本はなぜ、歴史を繰り返すのか?
七〇年前、この国を滅亡の淵に追い込んだ歴史の“OS(オペレーティング・システム)"の正体とは?
「国家神道」「国体明徴」「八紘一宇」……かつて熱病のようにこの国を覆いつくし、そして敗戦と同時に歴史の表舞台から消えたと思われたこれらの思想や概念が、二十一世紀のいま、姿を変えて復活しようとしている。それはなぜなのか?
戦前・戦中の日本を、「戦史」の面から再検証、“日本の現在"を解明する。
注目の論客による緊急書き下ろし!
【目次内容】
第1章 戦争のハードウエアとソフトウエア
第2章 国家神道体制と「国体明徴」運動
第3章 戦後日本が怠った「OSの再インストール」
第4章 安倍政権下で再発した「大日本病」