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武器と防具 幕末編 [Truth In Fantasy]

価格: ¥1,995
カテゴリ: 単行本(ソフトカバー)
ブランド: 新紀元社
Amazon.co.jpで確認
幕末当時の諸藩、諸隊、そして諸外国の軍装と武器の大事典! ★★★★★
幕末の資料集として非常に感動した御本です。

まず、銃器と砲の解説とイラストが事典のような形式であります。
何処の国で製造されたものか、どこの藩や勢力で使われたのかが一発でわかります。
武器の性能や能力の説明は非常にわかりやすく、威力が脳内で想像できる程です。
また、諸藩諸隊の軍服イラスト、所属、石高、藩方針もわかりやすく描かれ
重要なエピソードと結末、軍歴が文章で描かれています。
この本一冊で、官軍と幕軍の戦力比と戊辰戦争の経緯が総てわかります。
また、幕末当時の欧米諸外国の項もあります。
1850〜70年代の国際情勢も想像できる優れもの。
イラストがやや単純なのを差し引いても、本の値段の2倍は価値があります。

幕末ファン必須の本、おススメ。
19世紀欧米列強の詳しい軍装史がほしい。 ★★★★★
最初書店でこの本を見て購入した時、まさか巻末に当時の欧米列強の軍装イラストが載っているとは思わなかったので物凄くうれしかった。
たしかに幕末欧米からの武器を輸入・装備すればいかに保守派であろうと、それに見合った軍装にならざるを得ずその軍装の源となった同時代の欧米等の軍装が参考資料として巻末に載せたのは正しい。現在の目から見れば各藩とも中途半端な感じで面白い。ただ残念なのがイラストレーター(?)が4人もいるので統一感がなく人物を躍動的にポーズをつけて描いている方がいる一方でちょっと人物画がしょぼい方もいて、本自体がすばらしいものだけに何とかならなかったのかとも思います。

一般に軍装に関してナポレオン戦争時のド派手なものが時々書籍で見かけるがそれ以降の産業革命時代〜クリミア戦争・普襖・普仏戦争等の19世紀のヨーロッパ列強の詳細な軍装に関し日本ではミリタリー研究家でも興味ないのか良い書籍がないように思います。是非(しっかりと人物画を描けるイラストレーターに頼み)こちらも刊行してほしいものです。

詳細ではない ★☆☆☆☆
タイトルのとおり、内容的にも詳細でなく説明不足である。
最高ですね ★★★★★
 数多ある幕末の銃砲をいくつも網羅されているだけでなく、イラストで時代背景が浮かぶ、そういった本ですね。
 ま、新選組はご愛嬌ということで。それでも大鳥圭介率いる伝習隊が使ったシャスポーもあれば、古式ゆかしい10匁筒なんてのもあったりと、幅が広いです。
 前2者が最高評価を下していることから購入しましたが、それに値する作品です。
幕末装備に関してハイ・レベルの軍事史書 ★★★★★
と言っても過言はない。

先に紹介した中西立太氏のイラスト集が入門書ならば、こちらは専門書レベルの本。新紀元社の本はRPGファン向けに書かれる物が多いが、解説に専門家が集まることもある。今回は軍事史家の淺川道夫氏、軍事考証家の磯野圭作氏が参加されているだけに、銃器から軍装まで個と細かく書かれている。特に銃に関してはミニエー銃だけでも、各国の形式や年数まで書かれており、どの藩がどの銃器を装備していたのかまで考証されている。

幕末装備に関してドラマで出てくる銃もいい加減なものが多く、マニアにとっては不評なものもあった。だが、映画「隠し剣鬼の爪」で軍事考証をされた両氏がモデルとなった庄内藩の装備を見事に再現されただけに、こと細かいレベルまで書かれている。

各藩のミリタリールックを見ると、和洋折衷から鎧甲冑まで様々な装備で戊辰戦争を戦い抜いた事が描かれており、それは各藩の事情(政治・経済)も背景にあることも示唆されている。戊辰戦争が単純な佐幕、新政府の抗争だけではない複雑な事情も垣間見える内容となっている。

ここまで細かい銃器・装備関連の本で値段的にリーズナブルとなっており、また専門書的となっているとはいえ、時代劇ファンにも分かりやすく解説されている優れた本と言える。